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コミュ障の鳥類が贈る雑記ブログ。

一体どうなる?『メトロイドプライム4』を徹底予想!

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2017年のE3でサプライズ発表された『メトロイドプライム』シリーズ、待望のナンバリング最新作。皆さんもご存じだろう。現在 Nintendo Switch向けに開発が進められている『メトロイドプライム4』だ。

 

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画像引用:Metroid Prime 4 - First Look - Nintendo E3 2017

 

『メトロイドプライム』シリーズは、2003年発売の『メトロイドプライム』から始まったゲームシリーズ。

 

"2Dアクション" だった従来の『メトロイド』を、サムスの視点で遊ぶ "FPS型アドベンチャー" に思い切って転換。その画期的なゲーム性と、SF映画のような重厚な世界観で、世界中のゲーマーを虜にしていたが…2008年の『メトロイドプライム3 コラプション』を最後に、ナンバリング新作が長らく発売されていなかった

 

そんな中、シリーズ最新作『メトロイドプライム4』が、長い年月を経て電撃発表されたのだった。

 

 

タイトルロゴが浮かび上がる40秒程度のPV映像だけだったが、多くの『メトロイド』ファンは、かつてないほどの歓喜に沸いた。特に海外での反響は相当なもので、この動画が300万回以上も再生されている辺り、ファンの期待度の高さが窺える。

 

…だが残念なことに『プライム4』の内容に関する情報は、現在ほとんど公開されていない。ゲーム内容が一体どうなるのか、そもそも発売日がいつなのかすら不明な状況が続いている。

 

そこで今回の記事では、これまでに公開された数少ない情報を頼りに『メトロイドプライム4』がどんなゲームになるのか、徹底予想してみた。可能な限りソースが明確な予想を心掛けようと思うが…自分の独自予想 (というかただの願望) なんかも織り交ぜているので注意して欲しい。

 

※最初に断っておくと、今回の記事はクソ長いです。30000文字近くあります。

 

『プライム4』のストーリーを徹底予想!

まず最初に気になるのは、『メトロイドプライム4』のストーリーについてだろう。コレに関しては比較的多くの情報があるため、割としっかりした予想が立てられる。

 

サイラックスが暗躍!

『メトロイドプライム4』では、サムスと敵対する謎多きハンター「サイラックス」が主要な敵キャラクターとして登場するコレはもう確定情報と言ってもいいだろう。2015年度のE3で、プロデューサーの田邊賢輔が次のように明言している。

 

Tanabe reminded us about the ending of Metroid Prime 3: Corruption. After Samus’s ship flies off into the distance, another ship suddenly appears. He said that players Metroid Prime Hunters should recognize that the ship belongs to a bounty hunter called Sylux. "He’s actually chasing after Samus, and that’s where that game ends," Tanabe said.

 

"There’s still more I want to build around the story of Sylux and Samus.There’s something going on between them. I want to make a game that touches upon [it]."

 

引用:E3 2015: What Metroid Prime's Producer Wants In the Next Sequel - IGN

 

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銀河連邦を憎むハンター「サイラックス」

 

サイラックスは、2006年発売の『メトロイドプライム ハンターズ』に登場するキャラクターだ。射撃と隠密行動を得意とするハンターで、青色の可変型パワードスーツを身にまとい、電撃を放つ「ショックコイル」でライバルを苦しめる。

 

また、銀河連邦を激しく憎み、連邦に協力するサムスを敵視しているというキャラ設定があるため、ゲーム本編の「アドベンチャーモード」では、サムス (=プレイヤー) を執拗につけ狙う。

 

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画像引用:『メトロイドプライム ハンターズ』公式サイト

 

『ハンターズ』には他にも個性豊かなハンター達が登場するのだが、その中でもサイラックスは圧倒的な存在感を放っている。オープニングの紹介映像・登場演出は抜群に凝ってるし、対戦モードでのキャラ性能も異常に強く、サムス以外のハンターで唯一「デラノ7」という専用ガンシップを所有している*1

 

また、ファンの間では有名な話だが、サイラックスは他のシリーズ作品にも密かに登場している

 

『メトロイドプライム』シリーズでは、特定の条件を達成してゲームをクリアすると、次回作の伏線となる隠しエンディングが見られるのが恒例となっている。この隠しエンディングで、サイラックスが度々 姿を見せているのだ。

 

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『プライム3』隠しEDに登場する宇宙船

 

『メトロイドプライム3 コラプション』の隠しエンディングは、任務を終えて宇宙の彼方に飛び去って行くサムスのスターシップを、謎の小型宇宙船が追跡する…といった内容。

 

この宇宙船の正体は長らく判明せず、ファンの間で様々な憶測が飛び交っていたのだが、先述のインタビュー記事でサイラックスの宇宙船であることが確定した。シリーズ監修の田邊氏がそう言ってるのだから、間違いない。

 

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それは まぎれもなく ヤツさ

 

2016年発売の『フェデレーションフォース』隠しEDムービーにも、サイラックスと思われる人物が登場する。銀河連邦の施設に謎の人物が潜入、機密エリアの端末をハッキングして、保管されていたメトロイドの卵を孵化させる…という内容。

 

後ろ姿しか映らないが、青色の装甲、張り出した肩部…などの特徴から、サイラックス本人と見て間違いないだろう。是非、ソフトを買って自分の目で確かめて欲しい。中古だとメッチャ安いぞ!

 

 

※ちなみに『ハンターズ』の他のキャラクターは『プライム4』には登場しない可能性が高い。下記のインタビュー記事で田邊氏は、サイラックス以外のハンター達は倒された (敗北した?) と語っており、次回作には登場しないことを仄めかしている*2

 

One more thing: Tanabe and I were briefly talking about the bounty hunter characters in Metroid Prime Hunters. “The bounty hunters in Metroid Prime Hunters were ... defeated,” he said through his translator, who occasionally switched to referring to Tanabe in the third person, “but I think he left Sylux for something later on.”

 

引用:Everything We Could Find Out About That New Metroid Game

 

…以上の観点から、サイラックスが新たなヴィランとして『プライム4』に登場するのは、ほぼ確実だろう。そこで改めて気になるのは、ゲームのストーリー展開だ。

 

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銀河連邦が活躍!

ご存知の方も多いかと思うが、『メトロイド』のストーリーは、ある一定の時系列に沿って進行している時系列については、以下の記事をご確認いただきたい。

 

www.wata-ridley.com

 

このシリーズ時系列では、『プライム4』は『フェデレーションフォース』の後に続く物語と予想されている。…というか、確定だろう。任天堂から正式なアナウンスは無いが、これまでの流れを考えれば、この位置に入るのが自然だからだ。

 

さらに言うと、2016年発売の『フェデレーションフォース』が、『メトロイドプライム』新作 (=プライム4) の前座として制作されたことも判明している。シリーズの世界観を肉付け・補強する目的があったらしい。

 

"I’m also thinking that, in that eventual game between Sylux and Samus that might get made, that I wants to involve the [Galactic] Federation as well," he said. "So it would be a good idea to release a game like Federation Forces to flesh out its role in the galaxy before moving on to that.

 

引用:E3 2015: What Metroid Prime's Producer Wants In the Next Sequel - IGN

 

『フェデレーションフォース』は、これまで脇役に徹していた「銀河連邦軍」の活躍が描かれるスピンオフ作品だ。連邦を憎むサイラックスが敵として登場する以上、銀河連邦軍も『プライム4』のストーリー展開に大きく関わってくるハズ。

 

ここで注目すべきは、銀河連邦の新兵器「メック」の存在だろう。

 

『フェデレーションフォース』でプレイヤーが操作する自機メカで、サムスのパワードスーツを参考に開発されたバトルアーマーだ。人間と同じ大きさに見えるが、実際は4mほどの大型兵器で、パイロットがコックピットに乗り込んで操縦する。

 

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大型メカ「メック」の活躍に期待したい

 

メックの戦闘能力は高く、『フェデレーションフォース』ではパイレーツの残党を壊滅させるなど、優秀な働きを見せていた。『プライム4』でも連邦軍の主戦力として続投されるのは想像に難くない。

 

『フェデレーションフォース』のメックはゲームの仕様上、低頭身で頭でっかちなデザインとなっていたが*3『プライム4』ではリアル頭身の超カッコいいメックを拝めるに違いない個人的にスゲェ楽しみ。

 

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メトロイドが暴走!?

『プライム4』では、メトロイドが暴走する大事件が発生するかもしれない。これは前述のストーリー予想内容とシリーズ時系列設定を前提に考えた、あくまで個人の予想になる…あんまり本気にしてはいけないよ?

 

『メトロイドプライム』シリーズは、前述のシリーズ時系列で『メトロイド / ゼロミッション』<エピソード1> と『Ⅱ / サムスリターンズ』<エピソード2> の中間にあたるストーリーとなっている。メインシナリオから逸れた、外伝的エピソードが綴られているのだ。

 

『プライム4』も当然、この <エピソード1~2> の間に来ることになるハズ。では、この2つのメインエピソードがどういった内容なのか。今一度振り返ってみよう。

 

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メトロイドを巡ってパイレーツと対決する「エピソード1」

 

<エピソード1> (メトロイド / ゼロミッション) では、浮遊生命体「メトロイド」を巡るサムスのファースト・ミッションが語られる。

 

メトロイドは他の生物に取り付き、生体エネルギーを吸収する危険な生物。そんなメトロイドが、宇宙犯罪組織「スペースパイレーツ」に奪われてしまった。サムスはパイレーツの本拠地「惑星ゼーベス」に潜入して、基地内のメトロイドを残らず撃破。メトロイドが悪用される事態を、未然に防ぐことに成功する。

 

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メトロイドとの死闘が繰り広げられる「エピソード2」

 

続く <エピソード2> (Ⅱ / サムスリターンズ) では、サムスとメトロイドの本格的な戦いが描写されている。

 

<エピソード1> の後、メトロイドの生態を詳しく調査した結果、惑星SR388に無数のメトロイドが生息している事実が判明。依頼を受けたサムスは、惑星SR388に巣食うメトロイドを殲滅する危険なミッションに挑むことになるのだ。

 

…だが、コレはあまりに突飛なストーリー展開ではないだろうか?

 

たとえどんなに危険な生物がいたとしても、だからといってソイツを残らずブッ殺そう!という発想には、フツーは至らないと思うのだ。たかがゲームの話といえば、そこまでだが。

 

例えば、ヒグマは人間を襲う害獣ではあるが、それを全滅させてしまえば草食動物が急激に増加するなど、無視できないレベルの大きな影響が生態系に及ぶことになる。だから日本の猟師はヒグマを皆殺しになんかしない。リアリティのある世界観に定評のある『メトロイド』であれば、尚更そうであろう。

 

しかし、銀河連邦にメトロイドの根絶を急がせるような、何か重大な事件が <エピソード1〜2> の間で発生したと考えれば、このストーリーラインは至極真っ当なものになる

 

メトロイドが暴走して、銀河社会に未曾有の大災害が引き起こされたとなれば、その対策としてSR388のメトロイドの巣をブッ潰す!…となるのは、ごく自然な流れと言える。こちらが先に手を打たなければ、自分たちが殺られるワケだし。

 

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メトロイドの被害に遭うのは敵サイドばかり

 

一応、過去のシリーズ作品でも、メトロイドの危険性については幾度となく描写されてきた。だがその大半は、サムスが潜入した敵施設など隔絶された環境での出来事で、銀河社会がメトロイドによって甚大な被害を受けた例は、これまでに一度も無い。メトロイドにエネルギーを吸い尽くされて死亡するのは、大抵 スペースパイレーツ (敵サイド) のお仕事なのだ。不憫。

 

ここで思い出して頂きたいのが、先ほど紹介した『フェデレーションフォース』の隠しエンディングだ。施設に侵入したサイラックスが、メトロイドの卵を孵化させる…というアレである。

 

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サイラックスは究極の兵器「メトロイド」を悪用するハズ

 

あまり多くを語るとネタバレになってしまうので割愛するが、厳重に保管されていたメトロイドが、サイラックスの手に渡ってしまった!…と解釈できる映像になっている。

 

前述のとおり、サイラックスは銀河連邦を激しく憎んでいる。危険な特性を持つメトロイドを手に入れたとなれば、やることは1つしかない。メトロイドを兵器転用して、憎き銀河連邦に対して宣戦布告することだ。

 

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つまり、こういうことである

 

「メトロイドは、ベータ線の照射で増殖できる」という設定があるため、入手した個体が1匹でも、クローンを増殖させることが可能だ。無数のメトロイドが解き放たれ、銀河連邦が大混乱に陥るような最悪の事態に発展することは、想像に難くない。

 

さらにそこから、銀河の平穏を脅かすサイラックスを倒すため、サムスと銀河連邦が共闘する…といった構図が見えてくる。これで役者は揃うワケだ。

 

…あくまで独自の予想に過ぎないが、結構イイ線いってるんじゃないすかね?

 

ストーリー予想まとめ

 

  • 銀河連邦を憎むサイラックスが敵となる!
  • 銀河連邦やメックも活躍!
  • メトロイドが暴走する事件が起きる…かも?

 

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『プライム4』のゲームシステムを徹底予想!

ゲームの操作方法はどうなる?

『プライム4』のゲームシステムを考える上で、真っ先に気になるのがゲームの操作方法についてだろう。コレに関して公開情報は無いが、プラットフォームがNintendo Switchと確定している以上、既存のSwitchタイトルから予想できそうである。

 

Nintendo Switch専用コントローラー「Joy-Con」は、内蔵された各種センサーでコントローラーの傾きを検知して、直感的な視点制御や移動操作を可能にする「ジャイロ操作」に対応している。

 

このジャイロ操作はかなり精度が高く、広大なオープンワールドを冒険する『ゼルダの伝説 BotW』や、戦況がめまぐるしく変化するシューティングゲーム『スプラトゥーン2』など、様々なタイトルの視点制御に積極的に導入されている

 

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ジャイロ操作での直感的な視点操作 (画像は『ポケモン剣』)

 

『メトロイドプライム4』でも、ジャイロ操作が間違いなく採用されるだろう。敵を狙って撃つシューターとしての側面が強いゲームだし、視点制御に特化したジャイロ操作は最適と思われるからだ。Switch版『DOOM』とかでも使われていたし。

 

さらに興味深いのは、このジャイロ操作の応用によって、Joy-Conで画面上のアイコンを操作する「ポインター操作」ができる点だ。以下の動画を見て欲しい。

 

 

 外付けのセンサー機器などを設置することなく、Joy-ConをTV画面に向けて動かすだけで、ポインティングデバイスのように扱うことができるのだ。

 

前々世代ハードのWiiリモコンみたいな操作感で、技術の進歩により、Wii時代よりも高精度なポインティングが可能だという。かがくのちからってすげー。

 

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Wiiリモコン&ヌンチャクの操作系も再現できるだろう

 

『メトロイドプライム3 コラプション』では、Wiiリモコンをサムスのアームキャノンに見立てて、直感的かつ快適なエイミング・視点操作を可能としていた。このWiiリモコン&ヌンチャクの操作スタイルは『プライム4』でも技術的に十分に再現可能ということになる。

 

さらにJoy-Conには、リアルな振動を体感できる「HD振動」機能が搭載されているので、ビームやミサイルを撃つと腕に衝撃が伝わってくるような、臨場感溢れる演出を楽しめるに違いない。

 

他にもJoy-Conには、カメラで物体の形状・距離などを判別する「モーションIRカメラ」なる機能もあるのだが、実際にこの機能をフル活用しているゲームは、自分の知る限り『1-2-Switch』ぐらいしか存在しない。

 

モーションIRカメラも、何らかの形で『プライム4』のゲーム仕様に組み込めれば面白いかもしれない。スキャンバイザーのように周囲の物体をスキャン調査するとか、『プライム1』のように手の形を変えて、ビーム選択ができるようにするとか。2周目以降がダルそうだけど。

 

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サムスが時間遡行!?

『プライム4』開発決定が告知される約2年前。E3 2015のインタビューで、プロデューサーの田邊賢輔は『メトロイドプライム』次回作のアイディアについて、次のように言及していた。

 

Speaking with Tanabe, it was clear he had plenty of ideas for the game, including a focus on a single planet that has a time-shifting mechanic, similar to Metroid Prime 2: Echoes' single planet with dark and light variants.

"Instead of broadening it to more planets I would have one and would focus on the timeline, and being able to change that. That's one interesting idea I have in mind... but I understand many people thought that [Echoes] was too difficult."

 

引用:Next proper Metroid Prime "would likely now be on NX" - Eurogamer.net

 

この構想に変更がなければ『プライム4』は作り込まれた1つの惑星をじっくり探索するゲーム構成になるハズ。最近の『メトロイドプライムシリーズ』では、複数の惑星を移動して探索範囲を広げていく形式が主流だったが、今回はシリーズの原点『プライム1』に寄せたゲーム仕様となりそう。

 

さらに気になるのが、田邊氏が語る「時間遡行ギミック」についてだ。

 

上記インタビューから推察すると、何らかの手段で異なる時間軸にタイムトラベルして、同じ場所でも違った様相に変化することを利用したり、過去・未来に働きかけて因果を変えるようなギミックになると予想される。敵との戦闘やダンジョンの謎解きなどで、大いに活用されることだろう。

 

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2つの別次元を冒険する『プライム2』のようなゲーム性になるかも

 

少年時代・青年時代の2つの時間軸を冒険できる『ゼルダの伝説 時のオカリナ』や、光と闇の別次元を行き来する『メトロイドプライム2 ダークエコーズ』などに近いゲーム性になる予感。

 

高難易度のゲームになりそうな気もするが、上記インタビューで田邊氏は「ユーザーにとって『プライム2』は難解だった」と振り返っているので、幅広いユーザーに配慮したレベルデザインが敷かれるハズである。

 

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周囲の時間の流れを遅くする「フェイズドリフト」

 

ちなみに『メトロイド』で時間操作のギミックが使えるのは、コレが初ではない

 

2017年発売の『メトロイド サムスリターンズ』において、周囲の時間の流れを緩やかにする「フェイズドリフト」という特殊能力が使えるのだ。崩れやすい地形を一気に駆け抜けたり、危機的状況を回避する際に重宝する。

 

既存の時間操作アクション「フェイズドリフト」と『プライム4』で実装予定の時間遡行ギミックの関連性・差異についても、見逃せないだろう。時をかける少女 (?) サムス・アランの活躍に期待しよう。

 

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amiiboの追加機能は?

任天堂製タイトルである以上、『メトロイドプライム4』も当然、同社が販売しているフィギュア兼ゲーム周辺機器「amiibo」に対応することだろう。

 

amiiboは、NFC機能が内蔵されたゲームキャラクターのフィギュア。ゲームと連動させて追加機能を楽しめるほか、フィギュアとして収集できる楽しみもあるので、国内外問わず人気が高い。

 

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『メトロイド』関連amiiboは結構多い

 

メトロイド』関連のamiiboも存在し、現在 全6種類がリリースされている

 

  • サムス (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)
  • ゼロスーツサムス (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)
  • サムス・アラン (メトロイドシリーズ)
  • メトロイド (メトロイドシリーズ)
  • リドリー (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)
  • ダークサムス (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)

 

※『メトロイド』関連amiiboについては、以下のブログ記事で軽く紹介している。興味がある方は読んでほしい。

 

www.wata-ridley.com

 

近年の任天堂はメジャータイトルの発売に合わせて、そのゲームキャラクターのamiiboを高確率でリリースしている。『プライム4』でも同様に、新規のamiiboが売り出される可能性は高い『サムスリターンズ』でもそうだったし。

 

amiiboを読み込ませたときの追加機能については、既存タイトルから予想すべきだろう。過去の『メトロイド』シリーズでは、『フェデレーションフォース』『サムスリターンズ』の2作品がamiiboに対応している。

 

『フェデレーションフォース』でamiiboを読み込ませると、自機メックの戦闘能力を強化できる、特殊な「メックペイント」が入手できた。『サムスリターンズ』でも同様に、エネルギーを回復する「リザーブタンク」など、ゲームプレイを有利に進められるような補助機能が解禁される。

 

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「FUSIONモード」などの解放にamiiboが必須だったのだ

 

…だが『サムスリターンズ』でのamiiboの使い方には、大きな問題があった。高難易度モード「FUSIONモード」や、各種ギャラリーなど、一部のゲームモードの解放にamiiboが必須という謎仕様だったのである。この辺の詳細については、下記リンク先をご参照いただきたい。

 

automaton-media.com

 

原理的には、料金を払って追加機能をゲットするDLC (ダウンロードコンテンツ) と大して変わらない。だが、DLCにしては少々高めの価格設定だし、品薄でamiiboの実物が入手困難になれば当然、これらの機能をアンロックすることは不可能になる。

 

当時の自分は、サムスのamiiboを飾って歓喜に咽いだものだが、ゲーム以外のコンテンツに興味が無い人にとっては、この仕様は最悪だったに違いない。実際、一部ユーザーからは非難の声が上がってたそうな。この事件を受けてなのかは知らないが、近年の任天堂のamiibo商法は、だいぶ落ち着いてきた印象がある。

 

こうした事例を考慮すると『プライム4』のamiibo対応機能は、プレイヤーが操作するキャラクターのスキンを変更するとか、その程度に留まるんじゃないかと予想される。ゲームバランスにさほど影響を与えない追加機能だ。

 

サムスのパワードスーツを「フュージョンスーツ」や「ダークサムス」風のスキンに変更できれば、ゲームプレイに大きな支障は出ないし、最高のファンサービスにもなるだろう。これまでの反省を活かして、イイ感じの機能を実装してもらいたい。

 

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VRに対応して欲しい!(願望)

コレは特に根拠のない予想…というか単なる自分の願望に過ぎない。だが、これだけは言っておきたい。『プライム4』は絶対にVRに対応すべきだと。

 

VR (Virtual Reality) については、皆さんもご存知だろう。ユーザーの五感を刺激することで、仮想的な空間を現実であるかのように錯覚させるアレだ。

 

2016年頃からゲームで積極的に導入されるようになり、専用のVRヘッドセットを装着することで、まるで自分がゲーム世界に入り込んだかのような、圧倒的な没入感を楽しめる。最近はブームが終わった感が強いが…。

 

 

任天堂はVRゲームには消極的な印象があったのだが、最近になって SwitchでVRを楽しめる周辺機器 (?)『Nintendo Labo VR Kit』が発売された。

 

レンズを組み込んだダンボール紙製のゴーグル部に、Switch本体 (携帯モード) をセットして、Joy-Conの各種センサーでプレイヤーの動きとゲームの視点操作を連動。レンズ越しに覗く液晶画面で立体映像を視認することで、既存のVRヘッドセットの仕様を疑似的に再現しているのだ。スゲー。

 

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人気のSwitchタイトルがVRに対応(画像は『スマブラSP』)

 

特筆すべきは、この「Nintendo Labo VRゴーグル」を使用することで、過去に発売されたSwitchタイトルをVRで楽しめるようになったことだ。『スーパーマリオ オデッセイ』『ゼルダの伝説 BotW』『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』などの大人気タイトルが次々とVR対応したことで、ゲーム界隈で話題を呼んだ。

 

しかしながら、これまでにVR対応したSwitchタイトルは、VRの魅力を最大限に引き出せているとは言い難い。自分が操作するキャラクターを少し離れた目線で視認する、いわゆる三人称視点のゲームが多く、プレイヤー自身がゲーム世界に没入できる、VRの特性があまり活かされていないように思うのだ。

 

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三人称視点のゲームはVRとの相性がイマイチ

 

前置きが長くなってしまったが、そこで提案したいのが『プライム4』をVR対応させることなのである。

 

知ってのとおり『メトロイドプライム』は、サムスの視点で広大なステージを探索するFPA (ファーストパーソン・アドベンチャー) ゲームだ。自分がサムスになったかのような一体感を得られる、臨場感ある迫力満点のアクション・演出に定評がある。つまり、任天堂のゲーム作品の中でも、VRとの親和性がズバ抜けて高いタイトルなのだ。

 

 

上の動画をご覧いただきたい。コレは海外ファンが制作した、VR版『メトロイドプライム』の実験プレイ動画だ。宇宙空間の冷たさ、フリゲートオルフェオン艦内の物々しい雰囲気が、こちらにまで伝わってくるようだ。

 

もし任天堂がVRゲーム市場に参入するのであれば、絶対に『メトロイドプライム4』を主力商品として売り出すべきだし、同時にSwitch専用のちゃんとしたVRゴーグルなどを発売すれば、サードパーティ製VRゲームをSwitchに呼び込むことも可能だろう。是非とも検討いただきたい。

 

ゲームシステム予想まとめ

 

  • Switchの機能をフル活用したゲーム性に期待!
  • 原点回帰なステージ構成になる?
  • 時間遡行ギミックが導入されるかも?
  • amiiboの対応機能に期待しよう!
  • VR対応版『プライム4』に期待!(願望)

 

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やっぱり気になる『プライム4』開発状況

ここまで『メトロイドプライム4』のゲーム内容の予想・自分の個人的な願望を書き綴ってみたワケだが、やはり一番気になるのは『プライム4』開発プロジェクトの現状についてだろう。

 

本項では、これまでの『プライム4』開発経緯を今一度おさらいしていきたいと思う。

2017年 - 早期段階での異例の発表

記事冒頭でも紹介したとおり、2017年6月の「Nintendo Spotlight:E3 2017」において『メトロイドプライム4』が正式に発表された。これは制作プロジェクトが始動して間もない、初期段階での発表だったという。

 

任天堂はゲームシステムがある程度完成して、発売時期の見通しが立った段階で、新作タイトルの情報を順次公開することを基本方針としている。だが『プライム4』は例外的に、開発が全然始まっていない状況で、先行して仮タイトルだけ発表したのだ。この理由について、IGNは以下のように報道している。

 

IGNは現在ロサンゼルスで開催中のE3で米任天堂のレジナルド・フィサメィ社長に取材し、製品を発表するタイミングをどのようにして決めているのか、なぜ一部のゲームは他作品よりも早く発表されるのかについて聞いた。

任天堂は作品ごとに求められるものが異なることも理解しており、最も期待されているタイトルに関しては、"ファンの願いが叶う”ことを伝え、ファンを安心させたいと考えているという。

「ある種のゲーム、『メトロイド プライム4』のようにある程度、開発に時間がかかるような作品の場合――そして、それが人々が新情報を待ち望んでいるようなフランチャイズである場合――、そういう時は『よし、わかった。発表しよう』となり、早めに発表することになります」とフィサメィ。「それ以外の作品は、もう少し待ち、ゲームプレイが準備できた時に発表します。文字通り、ゲームごと、タイトルごとに決断を下していきます」

 

引用:任天堂が開発初期段階の「メトロイド プライム4」をこのタイミングで発表した理由 - IGN

 

…事情を知らないと何を言ってるのかサッパリだが、このフィサメィ前社長の発言の背景には、任天堂が『メトロイド』フランチャイズを通して経験した苦い記憶が見え隠れしている。『フェデレーションフォース』の大バッシング事件だ。

 

 

この予想記事でも何度か紹介している『フェデレーションフォース』は、2015年のE3で『メトロイドプライム』新作として出展・発表された3DSソフトだ。しかし、この発表を好意的に捉えるファンは極めて少なく、任天堂に対する失望・非難の声が叫ばれ、ネット上でプチ炎上案件にまで発展したのである。

 

その原因は上に貼った当時のPV映像を見ていただければ、何となく理解できると思う。簡潔にまとめると大体こんな感じ。

 

  • 本格的なナンバリングタイトルを待ち続けていたのに、久々に発表された新作が携帯機向けの外伝作品だった。
  • マルチプレイが重視されていて、従来の1人用探索ゲームじゃない。
  • デフォルメされた世界観で、何か全体的にショボくて子供っぽい。
  • 『メトロイド』なのに、主人公のサムスが登場していない
  • サッカー風ミニゲームがやたら目立ってて、コレジャナイ感が強い。

 

実際に『フェデレーションフォース』をプレイすると、上記の不満の声は、その大半が誤った認識だと理解できる。全体的に丁寧に作られていて、開発陣の『メトロイドプライム』に対する思い入れの深さがひしひしと感じられる良作なのだが…やはり第一印象・ビジュアルイメージは重要だったのだ。

 

その後も任天堂は、田邊プロデューサーによる宣伝動画を上げるなど色々と手を尽くしたものの、結局『フェデレーションフォース』に対する悪評・不満の声を最後まで払拭することはできず、売上的にも成功とは言い難い結果となってしまったのである。良いゲームなんだけどなぁ。

 

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画像引用:プロデューサー田邊賢輔が語る 「メトロイドプライム フェデレーションフォース」 その2

 

こうした芳しくない反響を受け、任天堂は『メトロイドプライム』ナンバリング最新作を開発することの重要性・緊急性を強く認識、前述の『プライム4』早期発表に至ったのだと推察できる。

 

『メトロイド』シリーズが永久凍結されてもおかしくないイヤな事件だったのだが、任天堂はユーザーの要求を冷静に分析して、シリーズ展開を存続させることを選択したのだ。

 

事実、この判断は正しかった。『プライム4』『サムスリターンズ』の2タイトルが同時発表された際には、世界中の『メトロイド』ファンからは期待と喜びに満ちた声が巻き起こったのである。単純だなぁ。

 

また、この時点で『プライム4』に関する情報は、以下の内容が確認されていた。

 

  1. 従来のシリーズと同様のファーストパーソン・アドベンチャーゲーム。
  2. これまで『メトロイドプライムシリーズ』を手掛けてた田邊賢介がプロデューサーを務める。
  3. レトロスタジオ社ではなく「才能豊かな新しい開発チーム」が開発を担当。

 

引用:「メトロイドプライム4」の開発社はレトロスタジオではない Metroid Prime 4

 

 

特に注目を集めたのが、3番目の開発元に関するニュース

 

レトロスタジオ社は『メトロイドプライム』三部作を手掛けた由緒あるゲーム制作会社で、ナンバリング最新作である『プライム4』の開発にも当然、同社が関与するだろうと考えられていた。しかし、実際は別の会社が開発を担当しており、ファンを大いに驚かせたのである。

 

インタビュー記事で言及されている「才能豊かな新しい開発チーム」とは、一体何者なのか?どこのゲーム制作会社なのか?…大きな謎を残したまま、衝撃のE3 2017は終幕したのだった。

 

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2018年 - 開発プロジェクトは順調だった?

E3 2017でのサプライズ発表以降、『メトロイドプライム4』に関する続報は一切無く、開発状況が不透明な時期が続いていた。

 

そんな状況下の2018年2月、『プライム4』開発元はバンダイナムコではないか?という噂が話題となり、注目を集めていた。この詳細については、以下のEurogamerの記事が詳しい。

 

www.eurogamer.net

 

この噂は、とあるYoutuberが動画に上げた独自予想が発端となり、ネット上で急速に広まった。Namco Bandai Singapore (バンダイナムコの子会社) に勤務しているゲームクリエイターが、職業SNS「LinkedIn」の経歴・プロフィール欄に、自身が制作に関与したゲーム作品として次のタイトルを挙げていたことが、この予想の根拠となっている。

 

●Project - Unannounced Action IP (First Person Shooter/Adventure Exclusive to the Nintendo Switch)

 

彼はNintendo Switch向け未公開タイトルの開発に携わっていたらしい。この説明文で特に注目すべきは、"First Person Shooter/Adventure" という意味深な表記だ。

 

FPSなのかアドベンチャーなのか、ジャンルが曖昧でどっちつかずな印象を受けるが、ここで任天堂が定めた『メトロイドプライム』のゲームジャンルを思い出していただきたい。FPSとアドベンチャーの両方の特徴を合わせ持つ「ファーストパーソン・アドベンチャー」だ。

 

コレが決定的な判断材料となり、すなわち "Unannounced IP" は現在開発中の『メトロイドプライム4』のことを指していて、クリエイターが勤めるNamco Bandai Singaporeが『プライム4』の開発元ではないのか?…というのが、この独自予想の概要となっている。なるほどね。

 

しかしあくまで噂に過ぎず、実際どうなのかは現在も謎に包まれたまま。信じる信じないはアナタ次第。ちなみに、某大手ゲームニュース大手サイトは、この噂の真偽を確かめるべくバンダイナムコに電凸したらしいが、「自社商品に関する噂や憶測には否定も肯定もできない」と回答されたという。そりゃそうじゃ(オーキド博士)

 

なお、このクリエイターは2018年5月頃にNamco Bandai Singaporeから退社していたらしく、現在は件のプロフィール欄に修正が加えられ、"Exclusive to the Nintendo Switch"の表記が完全に消されているバンナムに怒られたのかもなぁ。

 

…そんな怪しい噂がまことしやかに囁かれていたにも関わらず、任天堂はこの件を含め『プライム4』に関してはノーコメントの姿勢を貫いていた。2018年6月のE3にも大きな期待がかけられたが、『スマブラSP』の発表で話題が持ちきりとなり、結局『プライム4』の続報は無かった。

 

『プライム4』開発プロジェクトは、果たして上手くいっているのだろうか?まさかとは思うが…プロジェクトが頓挫したりしてないだろうか…?

 

多くの『メトロイド』ファンが不安を抱き始めていた2018年11月。Mashableのインタビュー記事で、Nintendo of America 前社長のレジナルド・フィサメィ氏が『プライム4』制作状況について、以下のようなコメントを残している。

 

So for a hotly anticipated game like Metroid Prime 4, which was teased at E3 in 2017, does Nintendo have an idea of when that will be coming out? Of course they do.


"Internally, we have expectations about when [Metroid Prime 4] is going to be released," Fils-Aimé said. "We haven't announced it, but yeah, the game is well in development."

 

引用:Reggie Fils-Aimé on Nintendo Switch games and his 'Smash' main

 

ゲームの詳細は不明だが、とにかく『プライム4』の開発は順調に進んでいて、発売時期についてもある程度目途が立っているらしい。Nintendo of Americaの偉いさんがそう言ってるのだから、間違いないだろう。誰しもがそう思っていたに違いない。

 

少なくとも自分は、遠からぬうちに『プライム4』続報が発表されるハズと信じて、すっかり安心しきっていたのだった。…翌年の発表を見るまでは。

 

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2019年 - 帰ってきたレトロスタジオ

まさかの『プライム4』開発延期!

2019年1月25日、E3 2017 の初公開以来となる『プライム4』に関する公式アナウンス動画「Metroid Prime 4 (Nintendo Switch) 開発状況に関するお知らせ」が投稿された。

 

任天堂の企画制作本部長、高橋伸也氏の口から『メトロイドプライム4』開発体制の見直しと、それに伴う『プライム4』の発売延期が発表されたのである。

 

 

高橋氏によると、2017年の発表以降も『プライム4』制作は継続して行われていたが、開発状況は厳しいもので、ファンの期待に応えられるだけの品質に達していないと任天堂は判断。

 

そこで、レトロスタジオ社と再びタッグを組み『プライム4』開発体制を再編・リセットすることを決定開発をゼロからやり直すことになり、結果として『プライム4』発売が大幅に延期することになるため、動画内で高橋氏は謝罪の言葉を述べている。

 

…この報道に対して自分は、レトロスタジオが再び『メトロイドプライム』制作に関わることに対して大きな喜びを感じつつも、順調かと思われていた『プライム4』開発プロジェクトが、実際は好ましい状況ではなかったことを知り、一抹の不安を感じたものだった。

 

『ゼルダの伝説 BotW』発売延期が発表された時には、青沼氏の口から「やりたいことを全部詰め込んで最高のソフトを作りたい!!」という超ポジティブな理由が終始語られていたが、『プライム4』ではそういった明るい方向性の話題が無かったのも、いささか気になる。

 

開発元を変更した理由については、現在も不明瞭なままだ。この点ついて、元Game Informer誌 シニアエディターのImran Khan氏が、興味深いツイートを残している。

 

 

この発言によれば、当初の『プライム4』制作プロジェクトは、複数の国にまたがる開発チームで構成されていたらしい。だが、各開発チームの歩調は全くバラバラで、任天堂はその進捗管理に苦心していたという。…あくまで噂だが。

 

任天堂内部で『プライム4』開発体制を一本化したいという考えが浮上していた矢先に、事情を知ったレトロスタジオ社が、任天堂を納得させるだけのデモンストレーションの展開に成功。これにより、任天堂・レトロスタジオのタッグで『プライム4』開発プロジェクトを再始動することが正式に決定した!…ということらしい。

 

あまり深く信じ込んではいけないとは思うが、納得のいく理由なんじゃないかと自分は捉えている。複数の国のゲーム制作会社を統合していたという話も、先の項目で紹介した、Namco Bandai Singaporeの噂と合致しているし。いずれ任天堂から、真実が語られると信じよう。

 

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レトロスタジオの開発スタッフ事情

こういった経緯で、『プライム4』開発元がレトロスタジオに立ち戻ったワケだが…このニュースを受けて『メトロイド』ファンが最も懸念したのは、レトロスタジオの抱える開発スタッフの現状についてだった。

 

というのも、過去に『メトロイドプライム』開発チームの主要メンバーが、一斉に退職するという大事件があったからだ。

 

岩田:
さて、ゲームファンのみなさんにとって、
レトロスタジオは『メトロイドプライム』シリーズを
つくってきた会社として知られてきましたが、
そのような会社が突然、
2010年のE3まではずっと内緒にしてきた
『ドンキーコング』の新作を発表したわけですけど、
そもそも、どうしてレトロスタジオで
『ドンキーコング リターンズ』をつくることになったのか、
という話からはじめたいと思います。
この話は田邊さんから訊くのがいいですね。

田邊:
はい。忘れもしない2008年4月のことで・・・
すでにE3の「社長が訊く『Donkey Kong Country Returns』」で、
このお話はしましたけど、レトロスタジオで
『メトロイドプライム』シリーズをつくってきた中心メンバーの数人が
会社を辞めてしまうという“事件”が起こったんです。
そのとき、わたしは「どうしようか・・・」と思ったのですが、
本当にたまたまなのですが、同じ頃に宮本さんから
「『スーパードンキーコング』の新しいのをつくりたいんだけど、
どこかいい開発会社はない?」という話がありまして、
「レトロスタジオはどうでしょうか」と言ったのが
このプロジェクトのそもそものはじまりなんです。

 

引用:社長が訊く『ドンキーコング リターンズ』

 

ゲーム業界ではクリエイターの転職・解雇などは珍しい話ではない。だが、海外を中心に高い人気を誇っていた『メトロイドプライム』制作陣の中でも、特に重要な役割を担っていた中核メンバーが、一斉に会社を辞めてしまったのである。

 

この退職事件はレトロスタジオの屋台骨を揺るがすほどの大事件であり、あまりに唐突な出来事に、当時の任天堂社内は騒然としたらしい。『プライム3』を最後に『メトロイドプライム』ナンバリング新作が発売されなかった最大の原因は、この事件に起因していると言っても過言ではない

 

2019年8月にVGCが実施した調査によると、『プライム3』開発に携わったスタッフのうち、約半数が現在もレトロスタジオ社に在籍したまま。さらに2002年発売のシリーズ第1作『メトロイドプライム』にまで遡ると、当時40名いたスタッフのうち、同社に残っているのは10名にも満たない!…という事実が明らかになっている。

 

www.videogameschronicle.com

 

言い換えると『メトロイドプライム』三部作を制作したリードクリエイターの、ほぼ全員が退職している。開発当時のノウハウを記憶している人材は、ほぼ皆無といっても良いだろう。

 

また、2018年6月頃には企業批評サイト「Glassdoor」で、レトロスタジオの元スタッフ数名が、同社の経営状態について否定的な見解を述べていることも話題となった。退職する社員が後を絶たないらしい。

 

mynintendonews.com

 

従業員を通年で募集しているレトロスタジオだが、このような事情が背景にあるためだろうか。『メトロイドプライム4』開発元として抜擢された後には、より積極的に求人情報を公開するようになった

 

2019年4月には、レトロスタジオTwitter公式アカウントで『プライム4』の名を掲げた求人情報がツイートされた。さらに6月中旬には『プライム4』の美術担当・スケジュール管理を行うアートディレクターの募集が告知されている。

 

 

このような経緯を踏まえると、レトロスタジオが人材不足に苦しんでいる可能性が非常に高い…と思われる。『メトロイドプライム4』の完成・リリースは、かなり先になると見るべきだろう。

 

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ベテランスタッフが続々と集結!

…そんな感じで『プライム4』開発環境に不安を感じる状況が続いていたのだが、2019年10月末、喜ばしいビッグニュースが飛び込んできた。3DモデラーのKyle Hefley氏が、リードキャラクターアーティストとして、レトロスタジオ社に起用されたのだという。

 

www.videogameschronicle.com

 

Helfley氏は『Halo』シリーズ、『Call of Duty: Black Ops』など、20作品以上のタイトルを手掛けてきた、経験豊富な3Dモデラー。リアル寄りなグラフィック制作に秀でた人物として知られている。2013年には、趣味で制作した任天堂キャラクターの3Dモデルを公開していて、ゲーマーの注目を集めていた。

 

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画像引用:ArtStation - Samus, Kyle Hefley

 

Hefley氏のポートフォリオサイトによれば、氏は2019年8月頃からレトロスタジオ社に勤務しているとのこと。おそらく、前述の求人情報がきっかけで採用されたのだろう。

 

『Halo』シリーズを手掛けたという実績が、彼がアーティストとしてレトロスタジオに起用された最大の決め手となったことは間違いないだろうし、『メトロイドプライム4』のキャラクターデザインも当然、Hefley氏が監修を担当していることだろう。サムスや銀河連邦兵士、サイラックスなどのキャラクターが、どのような進化を遂げるのか大きな期待がかかる*4

 

www.videogameschronicle.com

 

さらに、上記VGCの記事によると『Mirror’s Edge: Catalyst』『Battlefield V』などを手掛けた Jhony Ljungstedt氏が、アートディレクターとしてレトロスタジオに入社したことも判明している。数多くの大作に関与した経験豊かなゲーム開発者だ。

 

また『ドンキーコング トロピカルフリーズ』のリードデザイナーを担当した Stephen Dupree氏が、約2年ぶりにレトロスタジオに戻って来たことも報道されている。

 

こうした人材の全員が『プライム4』開発に関与しているかどうかは不明だが、ベテラン開発者が続々とレトロスタジオに集結している現状は、非常に喜ばしい十分な体制が敷かれた環境下で『メトロイドプライム4』の制作が順調に進むことを切に願うばかりである。

 

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謎のキャラクターの正体とは?

レトロスタジオ関連では、もう1つ気になるニュースがある。

 

2019年4月にNintendo of Americaの前社長、レジナルド・フィサメィ氏が退職することになったのだが、レトロスタジオが退職祝いでフィサメィ氏に贈ったイラスト中に、謎のキャラクターが描かれているというものだ。

 

 

上記ツイートの1番目の画像が、問題のイラスト。フィサメィ氏の似顔絵を中心に、サムスやドンキーコングなど、これまで任天堂・レトロスタジオが共同制作したタイトルのゲームキャラクター達が描かれている。

 

このイラストの左下をよく見ると、サムスのすぐ左隣にロボットのような手が写り込んでいる。しかも何故か、このキャラクターを手前にあるマリオ像で隠すように、写真が撮影されているのだ。

 

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記念イラストに描かれた謎の手

 

この謎の手について、任天堂ファンの間で様々な憶測が飛び交ったが、自分は真っ先に『フェデレーションフォース』に登場する主人公機「メック」だろうと考えた

 

ロボットで金属製の腕を持つという共通点があるし、この記事で何度も紹介しているように、現在レトロスタジオが開発中の『プライム4』に登場する可能性が非常に高いキャラクター (?) だからだ。

 

しかし、よく考えると『フェデレーションフォース』はレトロスタジオではなくNext Level Games社が開発したゲームだし、既に公開済みのキャラクターなので、わざわざマリオ像で隠す必要もない。

 

そして最も致命的なのは、メックの持つ腕は「左手で3本指」なのに対して、イラスト中の謎の手は「右手で4本指」であるという点だ。別のキャラクターの可能性が高いと見るべきだろう。

 

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メックの左手は3本指なのだ

 

この謎の手の持ち主は『プライム4』に登場する新キャラクターなのか。はたまた全然無関係な別IPのキャラクターなのか…。あまり深読みするのもアレだが、頭の片隅に残しておくと面白いかもしれない。

 

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2020年 - 延期発表から1年が経過

リードプロデューサーの募集!

2020年、『プライム4』開発延期の発表から1年が経過したが、その後も本作に関する情報が公開されることは無かった。

 

さらに、新型コロナウィルスの蔓延が世界的に問題となり、E3 2020が中止となるなど、ゲーム業界にも様々な悪影響が及んでいた。おそらく『プライム4』制作環境にも何らかの影響があったに違いない開発スタッフの無事を祈るばかりである。

 

そんな状況が続いていた、2020年8月15日。レトロスタジオ公式Twitterアカウントで動きがあった。『プライム4』制作のリードプロデューサーを募集する求人情報が告知されたのだ。

 

 

リードプロデューサーは、開発プロジェクトの統括、スケジュール進行の管理など、ゲーム制作に携わる重要な役職だ。求人内容を読むと、ゲーム開発経験10年以上のベテランスタッフを募集していることが見て取れる。

 

そんな重要な役職を募集するツイートを見て、多くの『メトロイド』ファンは不安を感じたハズだ。これまでの経緯を知っていると、レトロスタジオは依然として人材不足に悩まされ『プライム4』制作に支障が出ているのでは?…と、どうしても悪い方向に想像が膨らんでしまう。

 

だが、プロジェクト拡充のためにスタッフを増員するなど、ポジティブな理由が背景にある可能性もある。AUTOMATONの記事を読んでリラックスしよう。門弟とは、平常心を保ち、物事を冷静に判断しなくてはならない。

 

automaton-media.com

 

…それは置いておき。個人的にメッチャ気になったのが、告知ツイートに添付された画像である。レトロスタジオ社のロゴと共に、サムス・アランの勇姿がハッキリと映し出されているのだ。

 

f:id:Wata_Ridley:20200815172335j:plain

『メトロイドプライム3』パッケージ裏


このサムスの画像は『プライム3』の公式アートワーク。バリアスーツを着用し、アームキャノンを構えるお馴染みの姿だ。日本版『プライム3』パッケージ裏でも使用されている。

 

…だから何?って感じかもだが、考えてみて欲しい。これまでの『プライム4』関連のニュースでは、作品のタイトルロゴ (+α) しか使用されていなかった。だが今回、『プライム4』関連の公式発表において、初めてサムスのアートが使用されたのである。

 

 

地味ではあるが、ビジュアルイメージは非常に重要だ。作品によってサムスの姿はコロコロ変わるのだが、もしかしたら『プライム4』のサムスは従来のデザインで確定したのかもしれない。ファンにとっては興味深いポイントだろう。今後の続報に期待したい。

 

開発状況の予想まとめ

 

  • 2017年に『プライム4』開発が決定!
  • 2018年は全く音沙汰無しだった
  • 2019年に開発体制をリセット!
  • 現在はレトロスタジオが『プライム4』を制作中!

 

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『プライム4』の続報は?発売日はいつ?

『メトロイドプライム4』の発売日は、一体いつ頃になるのだろうか。一番気になるポイントはコレだろう。

 

まだ『プライム4』開発が始まってもいなかった、2015年度のインタビュー記事で、田邊賢輔は『メトロイドプライム』新作の開発期間について、次のように述べていた。

 

Nintendo's next home console Metroid Prime game will now likely not release until the company has launched its next-generation console, codenamed NX.


Speaking to Eurogamer at E3, Metroid Prime series producer Kensuke Tanabe said that due to the amount of content such a game would require, it would probably take several years to develop.


"If we started for Wii U now, it would likely take three years or so. So it would likely now be on Nintendo's NX console," he said.


"It's a long time but it would need to include a lot of content, which would take a lot of work on the development side."

 

引用:Next proper Metroid Prime "would likely now be on NX" - Eurogamer.net

 

もし『メトロイドプライム』最新作を作る場合、開発期間として2~3年程度は必要で、当時の現行ハードのWii Uではなく、次世代機 NX (Switchのコードネーム) でリリースするだろう…といった旨の発言だ。

 

前述のとおり『プライム4』は2019年1月に開発体制をリセットされている。実質的にイチからの再スタートとなるため、田邊氏の発言どおりプライム4』の完成には、あと2~3年程度はかかると考えるべきだろう。つまり、2021年~2022年頃のリリースになるハズ。

 

ちなみに2021年は、ファミコン ディスクシステムで発売されたシリーズ第1作『メトロイド』の発売から35周年を迎える節目の年でもある。この記念すべき2021年に合わせて、シリーズ新作の『プライム4』を展開する可能性は高い

 

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『Miitomo』で『メトロイド』発売30周年が密かに祝われていた

 

任天堂が国内人気がイマイチな『メトロイド』で、そんなご大層なことやるワケないだろ!と思うかもしれない。だが、2016年にはスマホアプリ『Miitomo』(現在はサービス終了) で、密かに『メトロイド』30周年を祝ってくれたりしてたのだ。例の大バッシング事件後もシリーズ新作を提供してくれる辺り、任天堂は何だかんだ『メトロイド』フランチャイズを大事にしているのである期待したっていいじゃないですか。

 

気になる『プライム4』の続報についてだが、これはほぼ間違いなく「Electronic Entertainment Expo (E3)」で発表されるだろう。

 

E3については、この記事内でも何度か触れているが、米・ロサンゼルスで毎年6月頃に開催されている世界最大のゲーム見本市だ。『メトロイド』は海外人気が高いゲームなので、新作の情報が初公開されるのは、決まってこのE3なのである。

 

参考までに、直近の『メトロイド』新作情報が初公開されたイベントを、以下に挙げてみる。…って全部E3じゃねぇか。

 

  • 『メトロイドプライム ハンターズ』… E3 2004でデモ版を発表。
  • 『メトロイドプライム3 コラプション』… E3 2006で試作品を公開。
  • 『メトロイド アザーエム』… E3 2009で発表。発売日も決定。
  • 『フェデレーションフォース』… E3 2015で試作品が発表。
  • 『メトロイド サムスリターンズ』… E3 2017で発表。発売日も告知。
  • 『メトロイドプライム4』… E3 2017で開発決定が告知される。

 

 

こうした傾向を見る限り『プライム4』続報は、今後のE3で発表されると見るべきだろう。深夜1時頃に公開される任天堂のE3プレゼンを、眠気に耐えながら視聴することをオススメしたい

 

発売予定日の予想まとめ

 

  • 『プライム4』発売日は2021~2022年かも?
  • 毎年6月開催のE3で、続報が公開される可能性大!

 

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最後に…

以上が自分の考える、『メトロイドプライム4』徹底予想である。

 

…何というか、既存の情報やソースが不明確な噂話の羅列、そして完全に個人的な願望を垂れ流しただけの予想記事になってしまい、正直言って「徹底予想 (笑)」といった感じは否めない。万が一、役に立つ情報を提供できたのであれば、自分としては嬉しい限りである。

 

『メトロイドプライム4』の発売には、まだまだ相当な時間がかかるだろうと思われる。その頃にはNintendo Switchの人気も徐々に下降していて、他社が魅力的な最新ハードをバシバシ発表しているかもしれない。せっかく発売したのに『プライム4』の売上が振るわない…という可能性もゼロではないのだ。人間は往々にして飽きっぽく、常に新しい刺激を求めている。

 

 

ここで大事なのは、2017年E3で初めてタイトルが発表された、あの時の興奮を忘れることなく、近い将来『プライム4』が発売されるその瞬間を信じて、じっと待ち続けることだと自分は思うのである。熱が冷めないよう努力すべきなのだ。

 

『プライム4』発売日が決定するまで、この予想記事も情報が公開され次第、随時更新していく予定である。任天堂とレトロスタジオが、最高のクオリティで『プライム4』をリリースしてくれる日を信じて、我々『メトロイド』ファンが今後のシリーズ展開を盛り上げていくべきだ。門弟とは、待望のシリーズ新作を、期待を胸に待ち続けるものである。

 

*1:厳密には、ウィーヴェルなど他のハンターの宇宙船も確認されている。だが、機体名称や詳細なスペックまで判明しているのは、現時点ではデラノ7だけだ。

*2:ただ、この掲載内容は田邊氏の発言 (日本語) → 同時通訳 (英語) と翻訳された内容らしく、解釈の余地があり信憑性はイマイチ。日本語の原文があればよかったのだが。

*3:『フェデレーションフォース』では、3DSの小さな画面でもなるべく大きく見えるようにするため、キャラクターにデフォルメを施している。決して子供向けに作られたとか、そういうワケではない。

*4:『Halo』シリーズは、マイクロソフト社が版権を持つFPSゲーム。『メトロイド』と同様、近未来の宇宙を舞台にしたリアリティある世界観が高い人気を集めていて、ミョルニル・アーマーを装備した歴戦の主人公「マスターチーフ」や、多数の異星人で構成される敵組織「コヴナント」など、『メトロイド』と似通ったキャラクター・設定も数知れない。