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コミュ障の鳥類が贈る雑記ブログ。

時系列順に紹介!『メトロイド』シリーズ【前編】

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自分が愛してやまない『メトロイド』シリーズ。凄腕の賞金稼ぎ「サムス・アラン」が、広大な宇宙を舞台に様々なミッションを遂行する、探索アクションの金字塔とも言うべきゲームシリーズだ。1986年に発売された第1作『メトロイド』からスタートして、これまでに13タイトルが発売されている。(2019年10月 現在)

 

『メトロイド』シリーズの物語は、ある一定の時系列に沿って進行しているファンにとっては周知のことと思われるが、この時系列を知らずにゲームを遊んでいる人も結構多いらしい。

 

…というのも『メトロイド』の時系列は、ゲーム本編ではそんなに詳しく説明されておらず、別に知らなくてもゲームプレイには支障が出ない。所謂 裏設定のような扱いとなっているのだ。

 

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画像引用:メトロイドの歴史 | メトロイド サムスリターンズ公式サイト


任天堂もその辺大きく取り上げることはなく、『メトロイド』の時系列を紹介するメディアは殆ど用意されていない。公式サイトに簡単な解説はあるのだが…明らかに網羅性が低いのだ。どうやら任天堂は『メトロイド』を売り出す気があんまり無いらしい

 

※同じ任天堂製の『ゼルダの伝説』シリーズは、ポータルサイトで時系列の詳細がしっかり解説されている。さらに言うと、設定を紐解く公式ファンブック「ハイラル・ヒストリア」なんかも売り出されているのだが。待遇の差がヒドくない…?

 

そこで、この記事では『メトロイド』シリーズの時系列をおさらいしながら、各タイトルについてザックリと紹介したい。時系列を把握した上で『メトロイド』をプレイすると、ストーリーに深みがプラスされて全然違うんですよね。些細な描写でもグッとくるというか。

 

現在 Nintendo Switch向けに開発が進められている『メトロイドプライム4』をより楽しむためにも、覚えておいて損は無いハズ!知らん人でも楽しんで読めるよう、ゆる~く解説していきたい。

 

図解で見る『メトロイド』シリーズ 時系列

『メトロイド』シリーズの時系列を簡単な図にしてみた。これを見れば一発でわかる。

 

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『メトロイドシリーズ』時系列図 (2019年10月・現在)

 

ご覧の通り『メトロイド』の時系列はいたってシンプル。一直線のストーリーラインに、これまで発売された各タイトルが点々と並ぶ、至極単純な構成だ。一部例外はあるが、基本的にパラレルワールド (並行世界・IF設定) は存在しない

 

同じ任天堂のゲームでも、作品数が非常に多く「時の勇者」の勝敗によってストーリーが分岐する『ゼルダの伝説』とは全く対照的だ。これについては『メトロイド』の主な開発者、坂本賀勇のコダワリが反映されてるんじゃないかと睨んでいる。

 

--『プライム』の時代設定はいつ頃なんですか。


坂本:

最初のファミコンディスクシステムと、次の『メトロイド2』の間のお話です。外伝として切り離して作るアイデアもあったんですが、外伝って逃げの部分がありますよね? それで、田邊と相談しまして、一番自然に入れるところに入れたんです。

 

引用:「メトロイド」に託す思い 坂本賀勇インタビュー

 

個人的に、坂本氏の考え方には大いに共感できる。息の長いシリーズ作品は往々にして、続編ストーリーに支障が出ないよう、適度に伏線を張って「逃げの口実」を作っていることが多いように思うのだ。

 

例えば『ゼルダの伝説』シリーズの主人公「リンク」は、ほぼすべてが同名の別人という設定。彼を取り巻くキャラクターや世界観も、作品が変わる度にガラリと変わっている。こうすることで、過去の設定に一切縛られることなく、刺激と独創性に満ちた冒険をプレイヤーに提供し続けている。リンクが突然 右利きになったり、ネコ目でトゥーンな見た目に変わっても、全員が別人だから全く問題ない。

 

…こうした作品はキライじゃないし、柔軟な発想で絶えず新しい刺激を与えてくれるので、むしろ大好きだ。だが、やはりどこか「ズルイ」部分があることは否めない。「何でもあり」の世界観を作って、あらかじめ逃げ道を確保しているようにも見える。コレが坂本氏の言う「逃げの部分」に相当するのだろう。

 

対して『メトロイド』シリーズの宇宙には、別の次元・世界線などは存在しない

 

遠未来の銀河社会を舞台に「サムス・アラン」という1人の人間の生きざまを追い続け、他の誰でもない彼女が、宇宙の巨悪・未知なる脅威を相手とした孤独な闘いの中で、何を想い、どのような行動に出たのか。その経緯をサムスの視点 (あるいは第三者の視点) で以て堅実に描く…という、大河ドラマのようなストーリー構成を取っているのだ。う〜ん、超クール。

 

ベタ褒めしたところで、本題に入ろう。『メトロイド』の主要なストーリー内容を説明すると、ザッとこんな流れになる。

 

STORY

 

  • 宇宙犯罪組織「スペースパイレーツ」と「メトロイド」をぶちのめす話 <エピソード1>
  • 危険物質「フェイゾン」を根絶する話 (プライム三部作)
  • メトロイドの巣に殴り込んで絶滅させる話 <エピソード2>
  • 復活したパイレーツをぶっ倒しに行く話 <エピソード3>
  • パイレーツ滅亡後のいざこざ・事後処理 <エピソード4>

 

 …何?面白くなさそうだって??いやいや、面白いんだってホントに。ザックリ説明しているせいで「破壊大好き脳筋バカ」みたいなストーリーなってるけど、実際にプレイして体感すると楽しいのだ。目に見えるものだけを信じるな。

 

というわけで、以降は『メトロイド』シリーズの各タイトルについて、時系列に沿ってレビューしていこうと思う。前編では『漫画版メトロイド』から、名作揃いの『メトロイドプライム』シリーズまで、ザックリと紹介するぞ!

 

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 時系列順で見る『メトロイド』シリーズ【前編】

漫画版メトロイド (全16話 | 2003年)

 

 

え?メトロイドの漫画なんてあるの??」と思った皆さん。そう、あるんです。

 

『メトロイドプライム』などのシリーズ新作が発売され、界隈が盛り上がっていた2003年頃に「月刊マガジンZ」という青年雑誌で連載されていたのだ。単行本も発売されている。

 

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単行本は全2巻 (全16話)

 

シリーズ第1作目『メトロイド』(およびそのリメイクに当たる『ゼロミッション』) の前日譚が綴られた漫画で、時系列の1番最初に来る話となる。ゲーム作品ではないが、任天堂が監修を務めたオフィシャルな漫画作品で、シリーズ正史にしっかりと組み込まれているのだ。『メトロイド』本編の <エピソード0> とでも言うべき内容。

 

漫画のストーリーをザックリ説明すると、こんな感じ。

 

STORY

 

  • リドリー率いるスペースパイレーツが採掘惑星を襲撃。戦火に巻き込まれサムスの両親が死亡。わずか3歳にして孤児となる
  • 身寄りのないサムスは、高度な文明を持つ種族「鳥人族」に引き取られ、彼らの住む「惑星ゼーベス」へと移住。
  • 鳥人族からパワードスーツを授かったサムスは、パイレーツを討つべく戦闘技術を身につけ、戦士として成長していく。
  • 親元を離れ独立したサムスは、宇宙の治安を守る銀河連邦警察に入隊。しかし、ゼーベスがパイレーツの襲撃に遭い、鳥人族文明は壊滅。育ての親と第二の故郷を同時に失う
  • バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ) となって実力をつけたサムスは、パイレーツの野望を打ち砕くため、敵の要塞に変わり果てた かつての故郷、ゼーベスに潜入。宇宙の命運を賭けた危険なミッションに挑む。(<エピソード1>へ続く)

 

いやぁ~…スゲェ過酷な人生歩んでますね、サムスさん。仮面ライダーやバットマンもビックリの壮絶な生い立ち。

 

スマブラでしかサムスを知らなかった昔の自分は「ゴツい装甲着てるクールでエロい美人なお姉さん」ぐらいのイメージしかなかったけど、この漫画を読んでからメチャクチャ印象が変わった。それぐらいインパクトが強い。自分が『メトロイド』にハマったキッカケの作品だ。

 

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リドリーはサムスの宿敵なのだ

 

この漫画には、他にも『メトロイド』の世界観を肉付けする重要な設定が散りばめられている。浮遊生命体「メトロイド」が誕生した経緯、サムスを育てた鳥人族が姿を消した理由…などなど。ゲーム本編で詳しく説明されてない背景・設定は、この漫画を読むことで初めて明らかになる。

 

特に、サムスの両親を殺した宿敵「リドリー」との因縁については、ゲーム本編だと断片的に語られている程度。その詳細な経緯が語られているのは、現状ではこの『漫画版メトロイド』だけだ。『メトロイド』シリーズを最大限楽しむための、必携必読の書となっている。

 

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この漫画で『メトロイド』の世界観が分かる

 

この漫画の問題点は、入手難易度がメチャクチャ高いことだろう。発売当初は定価500円くらいの単行本が、流通量が少なく値段がグングン高騰。今では中古本でも1万円とかする始末。高過ぎて買えねぇよ!アホか!

 

※ちょっと前までは『メトロイドプライム/フュージョン』公式サイトで、漫画の第2話までを試し読みできる「E-COMIC」なる電子サービスがあった。だが、知らん間にサービス終了したらしく、今ではもう読めなくなっている。悲しみ。

 

「漫画読みたいけど、そんな大金払えない…」というアナタ。是非とも復刊ドットコムに投票して欲しい。十分な投票数を獲得できれば、お手頃な価格で漫画を復刊してもらえるサービスだ。下記リンクから投票しよう!!

 

復刊ドットコム 『メトロイド』投票ページ

 

絵柄は少し古いけれども、話の質は割と良いし、電子書籍化・アニメ化でリブートすれば、結構ウケるんじゃないかと思うんですよね。いかがですか、任天堂さん(チラッ

 

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メトロイド (FCD | 1986年)

 

 

操作性・UI ★★★★★
入手しやすさ ★★★★★
難易度 ★★★★★
探索自由度 ★★★★
やり込み要素 ★★★★★
オススメ度 ★★★★★
対応ハード ・GBAソフト (ファミコンミニ など)
・Wii U バーチャルコンソール
・3DS バーチャルコンソール
・Nintendo Switch Online など

 

1986年にファミコン ディスクシステム専用ソフトとして発売された、記念すべき『メトロイド』シリーズ 第1作目。かなり昔のゲームだが、様々なハードに移植されているので、今でも気軽に遊べる。Nintendo Switch Onlineでもプレイ可能だ。

 

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すべてはここから始まった

 

『メトロイド』シリーズ本編の <エピソード1> に相当するストーリーで、時系列的には『漫画版メトロイド』の次の話になる。すべてはここから始まったのだ。

 

※なお、シリーズ黎明期に作られたタイトルなので、現行の設定・ストーリーとは若干のズレがある。サムスが鳥人族に育てられた話や、リドリーとサムスの因縁などは、この頃にはまだ無かった。リメイク版の『ゼロミッション』では、この辺が上手く調整されている。

 

ストーリーダイジェストは、こんな感じ。

 

STORY

 

銀河社会で悪事を働く「宇宙海賊 (スペースパイレーツ)」が、銀河連邦の輸送船を強襲。輸送中だった浮遊生命体「メトロイド」が奪われてしまう。メトロイドは他の生物のエネルギーを吸い尽くす、危険な生物だ。

 

海賊がメトロイドを兵器として利用する最悪の事態を防ぐため、銀河連邦は優秀な宇宙戦士 (スペースハンター) 「サムス・アラン」にメトロイドの討伐を依頼。サムスは単身で海賊の本拠地「要塞惑星ゼーベス」へと乗り込む…。

 

 

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探索アクションゲームの元祖!

 

広大なマップをくまなく歩き、アイテムを集めてサムスの強化を図りながら、次の目的地を探し出す…シリーズの象徴ともいえる「探索」を重視したゲーム性は、第1作目の時点で既に完成されている

 

一度ゲームをクリアした後、マップ構造を把握した上で最速クリアを目指す「早解き」も、本作の魅力の1つ。短時間クリアを達成して、水着姿のサムスを拝もうと躍起になったゲーマーは数知れない。後続のシリーズ作品にも引き継がれている要素だ。

 

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ムズい!説明不要!

 

ただ、このゲームかなり難しい。昔のゲームだから仕方ないのだが、現代のゲーム基準で見ると理不尽・不親切な仕様が目立つ。厳しい開発状況の中でムリヤリ完成させたゲームなので、多少粗削りというか、調整不足だなぁと思う部分が多いのだ。

 

「シリーズものを制覇する時は、まずは最初の第1作目から!」という人は多いと思うのだが、この『メトロイド』に関しては正直言ってオススメできない。次に紹介する、リメイク版の『メトロイド ゼロミッション』を遊ぶことを推奨したい

 

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メトロイド ゼロミッション (GBA | 2004年)

 

 

操作性・UI ★★★★★
入手しやすさ ★★★★
難易度 ★★★★★
探索自由度 ★★★★
やり込み要素 ★★★★★
オススメ度 ★★★★★
対応ハード ・GBAソフト
・Wii U バーチャルコンソール

 

2004年に発売されたゲームボーイアドバンス用ソフト。シリーズ第1作『メトロイド』のリメイク作品で、直近のシリーズ作品に合わせてストーリー・世界観を再構成。ゲーム内容が大幅に改善され、メチャクチャ遊びやすくなっている。

 

個人的に『ゼロミッション』は、初めて『メトロイド』を遊ぶ人に超オススメのタイトルだと思っている。その理由を以下に挙げてみた。

 

POINT

 

  • 第1作目のリメイクなので、ストーリーが単純明快で分かりやすい。
  • ゲームの操作性が良好。マップ・ガイド機能などのサポートも充実している。
  • 『スマブラ』で有名な要素が多く「これが元ネタか!」と楽しみながら遊べる。
  • タイムアタックなど、やり込み要素が豊富で末長く遊べる。
  • 一度ゲームをクリアすると、リメイク元の『メトロイド (海外版)』が遊べるようになる。

 

『ゼロミッション』は、とにかく遊びやすい。サムスのキビキビとしたアクションが非常に爽快で、「探索」重視のゲーム性も健在なのだ。

 

ゲームの難易度設定や、次の目的地を教えてくれるガイド機能なども用意されているので、初心者でも気兼ねなく遊ぶことができる。リメイク作品として最高レベルの完成度といえるだろう。

 

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『メトロイド』を遊びやすくした良リメイク

 

ストーリーも単純明快で、過去シリーズの知識などは一切必要ない。リメイク元の『メトロイド』と同じ <エピソード1> に該当する内容になるが…リメイクに合わせて新たなシナリオも追加されている。ラスボスを倒した後、パワードスーツを失ったサムスが、惑星からの脱出を試みる後編ストーリーだ。

 

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原作のゼロスーツサムスはメチャ弱い

 

この後編ストーリーでは、所謂「ゼロスーツサムス」を操作することが可能。敵地に潜入して突破口を開く『メタルギア ソリッド』的なスニーキングアクションが楽しめる。『スマブラ』でゼロスーツサムスを愛用してる人は必見。

 

ただ、原作のゼロスーツサムスはメチャクチャ弱い。生身同然の姿で打たれ弱く、敵を倒せる武器を1つも持っていないので、とにかく逃げ回るしかないのだ。『スマブラ』版ゼロスーツとの違いを楽しむのも一興だろう。

 

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『メトロイド』の魅力が凝縮されたゲームだ

 

『メトロイド』の魅力をギュッと凝縮した、コスパ最強の良作ゲーム…というのが、個人的な総評。すべてのゲーマーに気兼ねなくオススメできる傑作だ。中古GBAソフトか、Wii U バーチャルコンソールで遊べるぞ!

 

 

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メトロイドプライムシリーズ

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ここからは『メトロイドプライム』シリーズについて紹介したい。2003年発売の『メトロイドプライム』から始動した派生シリーズで、<エピソード1><エピソード2> の間に挿入されるサイドストーリーが展開されている。

 

本編から逸れた外伝的要素が強いシリーズなのだが、コレも「サムス・アランの物語」の一部として、しっかりとストーリー時系列に組み込まれているのだ。<エピソード1.5> とでも言うべき内容。

 

レトロスタジオ社をはじめ、海外のゲーム会社が中心となって開発しているため、従来の『メトロイド』よりも洋ゲー風味が強くSF洋画のような重厚な世界観・設定が敷かれている。それもあって、海外での人気が抜群に高い。

 

実際に遊んでみると分かるが、ゲーム内容がクールでメチャ面白いのだ。国内での人気はパッとしない印象だが、遊んだことがないだけで好き!という人は結構多いと思う。早速、各タイトルを時系列順に紹介していこう。

 

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メトロイドプライム (GC | 2003年)

 

 

操作性・UI ★★★★★ (GC)
★★★★ (Wii)
入手しやすさ ★★★★★
難易度 ★★★
やり込み要素 ★★★★★
オススメ度 ★★★★★
対応ハード ・GCソフト
・Wiiであそぶ版

 

2003年にゲームキューブで発売された『メトロイドプライム』シリーズ第1弾。シリーズで初めて、3Dグラフィックを使用したゲーム作品になる。ニンテンドウ64では『メトロイド』が作られなかったのだ…(泣)

 

約9年間の長い沈黙を経て、久しぶりに発売された『メトロイド』新作だったので、ファンの間で大きな反響を呼んだことで有名だ。あまりゲームに縁が無かった当時の自分も、テレビで見た『メトロイドプライム』CM映像は強烈に脳裏に焼き付いている。

 

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サムス・アランの新たな戦いが始まる!

 

本作では <エピソード1> に続くサブストーリーが展開される。サムスがゼーベス基地を破壊した後、パイレーツの残党が新たに拠点を作った「惑星ターロンⅣ」が冒険の舞台となる。

 

この惑星で発見された放射性物質「フェイゾン」はメチャクチャ危険な物質で、『メトロイドプライム』の物語の鍵を握る、超重要アイテム。サムスはパイレーツの残党と戦いながら、フェイゾンの根源の謎に迫るため、奮闘することになるのだ。

 

※ちなみに、フェイゾンを巡る戦いを描いた『メトロイドプライム1』~『プライム3』までのナンバリング3作品は、公式では「プライム三部作」と呼ばれている。この3作品はナンバリング順に遊んでいくのがオススメ。

 

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サムスの視点で広大な惑星を探索!

 

本作のスゴイところは、これまで横スクロール2Dアクションだった『メトロイド』を、サムスの主観視点で進めるFPSライクのゲームに転換している点だろう。この主観視点による臨場感・没入感は秀逸で、自分がサムスと一体化して、広大な惑星を探索しているかのような錯覚を覚える。

 

海外で数多くのアワードを受賞しているほど、メチャクチャ完成度が高いのだ。すべてのゲームファンに遊んで欲しい傑作タイトルと言えるだろう。他に似たタイプのゲームが少ないので、かなり新鮮な気持ちで遊べるんじゃないかと思う。

 

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バイザーを駆使して謎を解き、敵を撃て!

 

一人称視点ならではの新機能「バイザーシステム」も忘れてはならない。サムスのバイザー (視界) を切り替えて、探索・戦闘を有利に進める新システムだ。『メトロイドプライム』の超重要ギミックで、後続のシリーズ作品にも引き継がれている。

 

敵の弱点を探る「スキャンバイザー」や、X線で見えないものを透視する「Xレイバイザー」など、使えるバイザーは全4種類。視点を切り替えることで突破口が見出せる場面も多い。従来の『メトロイド』の良さを最大限に生かしつつ、新しい要素を巧みに落とし込むことにも成功している。

 

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目に見えるものだけを信じるな!

 

オリジナルのGC版ソフトも悪くないが、個人的にはWii移植版ソフト『Wiiであそぶ メトロイドプライム』がオススメ。Wiiリモコンを使った直感的な操作ができるので、ストレスなく遊べるぞ。Switch移植版ソフトも欲しいなぁ…。

 

 

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メトロイドプライム ハンターズ (DS | 2006年)

 

 

操作性・UI ★★★★
入手しやすさ ★★★★★
難易度 ★★★★
対戦プレイ ★★★★★
オススメ度 ★★★
対応ハード ・ニンテンドーDS
・Wii U バーチャルコンソール

 

ニンテンドーDS向けに発売された『メトロイドプライム』派生作品。他の『プライム』シリーズよりもFPS要素が強いゲームで、対戦プレイモードに力を入れたタイトルだ。Wii U バーチャルコンソールでも配信されている。

 

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DSで『メトロイドプライム』風FPSゲームを遊べる

 

任天堂公式の見解では『メトロイドプライム1』『プライム2』の間に来るサブストーリーと位置付けられている。「プライム三部作」の番外編…といった印象。

 

辺境の星域「アレンビッククラスター」に存在するという「究極の力」を巡って、サムスを筆頭とした7人のバウンティ・ハンター達が死闘を繰り広げる…という話だ。『Fate』の聖杯戦争みたいですな。

 

このゲームはとにかく、対戦モードが超アツイ。個性豊かなハンターと多彩な武器を使って、血沸き肉躍るサバイバルゲームが楽しめる。デフォルトではタッチペンで視点操作を行うのだが、コレが意外にも操作しやすくて超快適。FPSゲームのマウス操作のようなプレイ感覚。

 

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対戦モードがメチャクチャ楽しい

 

「24時間、世界と戦える」というコンセプトで開発されたシューターゲームで、ちょっと前までは、Wi-Fiコネクションを使用したネット対戦が可能だった。現在はネット対戦はできないが、ローカル通信対戦・CPU戦を楽しむことは可能。

 

今でこそネット対戦型のシューティングゲームは、広く普及しているイメージがあるが、約10年前に携帯ゲーム機 (DS) でそれを平然とやってたのはスゴイ。世に出すのが少し早かった、時代の最先端を行っていたFPSゲームなのかもしれない。ボイスチャット機能とかも付いてたし。

 

最近では『スプラトゥーン』『フォートナイト』など、対戦型シューターが流行ってる印象があるので、『ハンターズ』の続編 (もしくはリメイク) を制作して欲しい!と思う今日この頃。マジで作ってくれ任天堂…。

  

 

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メトロイドプライム2 ダークエコーズ (GC | 2005年)

 

 

操作性・UI ★★★★★ (GC)
★★★★ (Wii)
入手しやすさ ★★★★★
難易度 ★★★★★ (GC)
★★★★ (Wii)
やり込み要素 ★★★★★
オススメ度 ★★★
対応ハード ・GCソフト
・Wiiであそぶ版

 

『プライム1』が大好評を博したことを受け、すぐさま開発された『メトロイドプライム』シリーズ第2弾。同じゲームキューブソフトだが、操作性・UIのブラッシュアップや、新たなアクションの追加によって、前作に負けない刺激的な続編に仕上がっている。

 

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光と闇の2つの世界を冒険!

 

『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』のように、本作ではフェイゾン隕石の影響で誕生した、光と闇の2つの世界を冒険することになる。

 

光の世界の住人「ルミナス」を救うため、サムスは強大な闇の種族「イング」に敢然と立ち向かうのだ。…何だかファンタジー寄りの作風に感じられるが、話の根幹ではちゃんとサイエンス・フィクションしているので、安心して欲しい。

 

この「光と闇」というメインテーマは、他のシリーズ作品には無い独自の見どころ。例えば、敵クリーチャーには「ライト」「ダーク」の2種類の属性があり、逆属性の武器で攻撃すると大ダメージを与えられる。光と闇の世界を行き来して、謎を解くステージギミックも面白い。

 

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サムスの新たな宿敵「ダークサムス」

 

新たな宿敵「ダークサムス」の存在についても語るべきだろう。サムスの遺伝子情報をコピーして誕生した超生命体で、フェイゾンを吸収することで際限なく強くなっていく、恐るべきヴィランだ。『プライム2』では幾度となく戦いを挑まれ、手に汗握る死闘を繰り広げることになる。

 

※ダークサムスは、前作『メトロイドプライム』のラストで起きた事件がきっかけで誕生した生命体。「プライム三部作」では重要ポジションの敵キャラで、次作『メトロイドプライム3』でも、因縁の宿敵としてサムスの前に立ち塞がる。最近スマブラにも参戦したので、ご存じの方も多いだろう。

 

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何だこの高難易度⁉(驚愕)

 

面白いゲームなのだが、難易度がやたらと高く、気軽にオススメできないのは辛いところ。前作『メトロイドプライム』で操作に慣れていても、序盤の戦闘でフツーに死ぬのでヤバイ。闇の世界が窮屈で、一部のボスがやたら強かったりと、他のシリーズ作品と比べてストレスがマッハで溜まるように感じる。あくまで個人の感想だが。

 

…これからプレイする人には、その辺の難易度調整が済んでいる『Wiiであそぶ』版をオススメしたい。操作性などに関しても、こちらに軍配が上がる。決してオリジナルのGC版は遊んではいけない。おじさんとの約束だぞ。

 

 

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メトロイドプライム3 コラプション (Wii | 2008年)

 

 

操作性・UI ★★★★
入手しやすさ ★★★★★
難易度 ★★★★
やり込み要素 ★★★★
オススメ度 ★★★★
対応ハード ・Wiiソフト

 

2008年にWii専用ソフトとして発売された『メトロイドプライム』ナンバリング第3弾。本作ではWiiリモコンを使った直感的な視点操作が可能になり、FPSになじみが無い人でも違和感なくゲームを遊べるようになっている。

 

この視点操作はメチャクチャ快適で、主観視点の臨場感・サムスとの一体感をさらに高めてくれている。『プライム2』までの操作と比べると格段に動かしやすく、FPSに不慣れな自分も、すぐ操作に慣れてゲームを楽しむことができた。

 

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『プライム三部作」の最終章が描かれる

 

ストーリーに関しては、フェイゾンを巡る「プライム三部作」のラストバトルを描いた構成となっている。前作『プライム2』でサムスに倒されたダークサムスが、完全復活を遂げたところから物語は始まる。

 

ダークサムスは、全宇宙をフェイゾンで汚染するために暗躍。サムスはこの野望を打ち砕くため、銀河連邦軍や仲間のハンター達と協力しながら、最終決戦に臨むのだ。果たしてサムスは、フェイゾン汚染を食い止めることができるのだろうか…?

 

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仲間と共にフェイゾン汚染を阻止するのだ

 

『プライム3』の特徴的な要素としては、フェイゾンを利用してサムスの攻撃・防御能力を最大強化する「ハイパーモード」が挙げられる。

 

どんな敵にも致命的ダメージを与えられる最強のチート武器なのだが、使い方を誤ると全身がフェイゾンで汚染され、即死 (ゲームオーバー) してしまう。まさに諸刃の剣の最終兵器と言えるの。

 

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「ハイパーモード」のご利用は計画的に

 

このハイパーモードの仕様が絶妙で、これまでには無かった方向性の緊張感をプラスしている上に、フェイゾン汚染に立ち向かう!という、ストーリー演出の一環として効果的に作用しているのだ。サブタイトルの「コラプション (汚染)に嘘偽りはない。

 

個人的に大好きなゲームなのだが、若干ストレスを感じさせるボス戦・ゲーム仕様などがあるので、真っ先にはオススメしづらい。Wiiであそぶ版『プライム1』『プライム2』を先に遊んで、操作に慣れてから本腰入れて遊ぶのがベストだと思う。この2タイトルを先に遊んでおくと、ちょぴり嬉しい要素もあったりするんですよね。

 

 

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メトロイドプライム フェデレーションフォース (3DS | 2016年)

 

 

操作性・UI ★★★★★
入手しやすさ ★★★★★
難易度 ★★★★
マルチプレイ ★★★★
オススメ度 ★★★★★
対応ハード ・ニンテンドー3DS

 

2016年に発売されたニンテンドー3DS専用ソフト。これまであまり取り上げられなかった、銀河連邦とパイレーツの戦いに焦点を当てた作品となっている。数ある『メトロイドプライム』シリーズの中でも、かなり番外編的な傾向が強い。

 

従来作のような探索重視のゲーム性ではなく、ミッション形式の協力型FPSゲームとしてデザインされているのが特徴。ローカル・インターネット通信を利用した、最大4人までの協力プレイが可能で、様々なミッションをこなしていく。

 

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銀河連邦が主役のスピンオフ作品だ

 

フェイゾンを巡る戦いに終止符が打たれた『メトロイドプライム3 』の後日譚に当たるストーリーで、スペースパイレーツの残党を倒すために結成された、銀河連邦軍のエリート部隊「フェデレーションフォース」の活躍が描かれている。

 

プレイヤーは連邦軍の一員として、大型バトルアーマー「メック」に搭乗、様々な惑星でミッションを遂行することとなる。ロボットアニメのような設定・シナリオが展開されるので、メカ好きにはたまらない。

 

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大型メカ「メック」のコックピット視点でゲームを進める

 

銀河連邦が主人公だが「サムス」もサブキャラクターとして登場しており、プレイヤーを陰でサポートしてくれる。

 

サムスは主人公とは別行動を取っていて、諜報した情報を提供してくれたり、たった1人で兵器工場を壊滅させるなど、八面六臂の活躍を見せてくれる。第三者の視点でサムスの活躍を見届けられるのは、なかなか新鮮。

 

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サムスも登場!銀河連邦を陰でサポートする

 

本作はメトロイド』シリーズ始まって以来、最大のネガキャンを受けたことで有名だろう。

 

E3 2015で開発段階のプレイ映像が初公開された際には『メトロイドファッキンサッカー』などと揶揄され、激しい誹謗中傷に見舞われたのだ。発売中止を求める署名活動が起こり、本作がクソゲーという根も葉もない噂も広がって、結果として売上が振るわなかったのである。

 

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『メトロイドプライム』外伝作品としてよくできている

 

だが、こうしたネガキャンは不当な評価だと思う。本作は『メトロイドプライム』外伝として手堅く制作されたゲームなのだ。協力型FPSゲームを作る!というコンセプトはしっかり実現できているし、ゲーム内容もさほど悪くない。多分、悪口言ってる人は遊んでないんじゃないかな。

 

『メトロイプライム4』の伏線と思われる意味深な演出があるので、遊んでおいて損は無いだろう。中古品だとビックリするほど安上がりだし。興味がある人は、是非遊んでみて欲しい。新品でも800円とかで買えるぞ!(泣)

 

 

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メトロイドプライム4 (Nintendo Switch | 現在 開発中)

 

 

2017年のE3で電撃発表された、待望の『メトロイドプライム』最新作。タイトルロゴが浮かび上がるだけのPV映像が公開されただけだが、海外を中心に大反響を呼んだのだった。ナンバリング新作は長らく発売されていなかったからね。

 

現在 Nintendo Switch向けに開発中だが、公開されている情報は上記のPV映像だけであり、どのような内容になるのか全く分からない。2016年発売の『フェデレーションフォース』の後に続くストーリーである可能性が高いと見て、時系列順で紹介する本記事では、ここに差し込んだ次第。

  

『メトロイドプライム4』のゲーム内容などについて、これまでに確認された情報をもとにして、自分なりに独自予想を立てて記事にまとめている…以下のリンク先を読んで欲しい。

 

www.wata-ridley.com

 

上の記事でも言及しているが、2019年1月、任天堂公式から本作の開発状況に関する報道があり、開発をイチから仕切り直すことが発表された。発売予定日も未定のままで、先行きが不透明な状態が続いている。

 

しかし、何も心配はいらないだろう。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』など、任天堂が発売を延期して開発を見直した結果、高い人気と完成度を誇る名作ゲームとなった先例は多いからだ。

 

そもそも『メトロイドプライム』自体、三人称視点の平凡な3Dゲームだったのを全部リセットして、一人称視点のFPAゲームに修正したことで傑作に化けたタイトルだったりする。任天堂を信じろ。

 

—— サムス・アランの新たな戦いが、幕を開けようとしている。刮目せよ。見逃すな。

 

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次回予告

…以上、時系列で見る『メトロイド』シリーズ【前編】でした。限界オタクの痛い語りみたいになってしまったが、これを読んで『メトロイド』に興味を持ってくれる人が増えてくれると、自分としても嬉しい。

 

シリーズの売り上げをグングン伸ばして『メトロイド』は"売れる"タイトルであることを任天堂にハッキリ認識させ、新作の発売ペースを早めることがワシの終生の悲願なのだ。門弟とは、恐れ知らずでなくてはならない。

 

後編では『メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS』を筆頭に、『プライム』シリーズの後に続く各タイトルを、時系列順に紹介していく予定。筆がクソ遅いために公開がいつになるかは分からないが、首を長くしてお待ちいただきたい。

 

 

◆追記 (2019/11/15)

時系列順に紹介!『メトロイド』シリーズ【後編】を公開しました!下記リンクからご覧ください。

 

www.wata-ridley.com