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色々あるぞ!『メトロイド』グッズ紹介!【amiibo 編】

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最近ノリで始めてみた『メトロイド』グッズを淡々と紹介するレビュー記事。前回の記事では『メトロイド』デザインのゲーム周辺機器や限定版パッケージ、日用品などのジャンルに絞ってグッズを紹介した。未見の方は、下記リンク先を参照してほしい。

 

www.wata-ridley.com

 

この調子で次回は『メトロイド』のフィギュア・立体物を紹介する特集記事を書こう!と考えていたのだが、実は『メトロイド』のフィギュアはかなり種類が多い。海外製なども含めると、結構バリエーションが豊富だったりする。なのでフィギュアについては、いくつかのジャンルに細分化して、回を分けて順番に紹介しようという判断に至った。

 

今回の記事では、2014年から任天堂が販売している「amiibo」にスポットを当ててみた。ゲームキャラクターの小型フィギュアで、部屋に飾って鑑賞するのはもちろん、フィギュアに内蔵されたNFCチップをゲームに読み込ませると、様々な追加効果が得られるユニークな商品だ。

 

 

『メトロイド』関連のamiiboは意外と数が多く、なんと全6種類もある。つい最近では上記ツイートのとおり、新たにダークサムス様のamiiboが発売されている。『スーパーマリオ』『ゼルダの伝説』などのメジャージャンルと比べると少ないが、任天堂の数あるゲームタイトルの中では、かなり厚遇されている方だと自分は思う。

 

今回はこの6種類のamiiboについて、順を追ってレビューしていきたい。

 

 

『メトロイド』グッズ紹介!【amiibo 編】

サムス (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)

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正面

 

まず紹介するのは『大乱闘スマッシュブラザーズ』仕様の「サムス」amiibo。最初のamiiboラインナップ全18種類の1つとして発売され、現在に至るまで、ずっと現役で売り出されているロングセラー商品である。近所のゲームショップやおもちゃ屋さんに行けば、高確率でこのサムスamiiboが置かれているハズ。

 

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『スマブラ』仕様のサムス

 

最初期のamiiboは全体的に粗雑なイメージが強いのだが、サムスamiiboはその中でも結構しっかりと作られていて、抜群に再現度が高い。カラーリングも非常に丁寧で、パール塗装のような光沢のあるキレイな仕上がりとなっている。

 

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背面のディティール

 

リアビューはこんな感じ。『スマブラ』版パワードスーツは随所にグレーのディティールが盛り込まれているのだが、amiiboでもしっかりと色分けされている。安価なプライズフィギュアとかだと簡略化されそうな部位にも関わらず、忘れずしっかり処理してもらえてるのは嬉しい。

 

サムスamiiboは大量生産されているので、お手頃な価格で容易に入手できるのが強みだ。連動要素があるゲームタイトルも豊富なので、非常にオススメ。amiiboでどれを買うか迷ったら、取り合えずこのサムスを買えばイイと思う。

 

 

ちなみに、このサムスamiiboに関して面白いエピソードがある。なんと製造工程のミスで両腕がキャノンになったサムスが存在するらしい。そして、この製造エラー品が何故かeBayに出品され高額で落札されたことが、ゲーム界隈で話題を呼んだのだ。詳細は下記リンク先を読んでほしい。メチャクチャ強そうで笑える。

 

www.gamespark.jp

 

ゼロスーツサムス (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)

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正面

 

続いて紹介するamiiboは『スマブラ』仕様の「ゼロスーツサムス」だ。『メトロイド』関連amiibo第2弾で、発売当時は自分も大いに喜んだものだが、前述のサムスamiiboなどと比べると、クオリティ面で多少見劣りする点については言及せねばなるまい。

 

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顔はあんまり似てない

 

まず、ゼロスーツサムスの顔はデカールで表現されているのだが、正直言ってあんまり似ていない。低価格帯のフィギュアにしては頑張っている方だとは思うのだが、厚みのある顔周りに対してデカールの目がやたらノッペリしてるし、全体的にチグハグな印象を受けてしまう。金髪のプラパーツが、やたら彩度高めなのとかも良くないのだと思う。

 

何というか、ホビーショップで陳列されている海外製フィギュア感がハンパない。スター・ウォーズとかの洋画キャラ使ってる、あんまし顔が似ていないアレ。金髪なのに妙にアジア人っぽい顔立ちなとことか、傾向が似てると思うんだ。

 

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背面

 

ゼロスーツサムスの『スマブラ』公式アートワークは、片足を上げたバランスの悪いポーズを取っている。このポーズを強引に再現するため、amiiboでは半透明の補助パーツでゼロスーツサムスの全身を支えているのだが、この姿勢補助パーツがとにかく不格好で気になる

 

正面から見ると大して気にならないが、背面から見ると上の写真みたいな感じになり、骨折してギプスつけた怪我人にしか見えないのだ。もっとイイ処理方法は無かったのかな…。

 

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ジェットブーツの塗り分けは結構キレイ

 

さっきから悪口しか言ってないが、全身の塗装はわりかし丁寧なので、その点好感度は高い。ゼロスーツ特有のメタリックな質感はしっかり再現できてるし、ジェットブーツの色分けも緻密で美しい。

 

このゼロスーツサムスamiiboも、対応しているゲーム作品が結構多い『メトロイドプライム フェデレーションフォース』などに読み込ませると、便利な隠し機能が解禁されるのだ。今後発売される『メトロイドプライム4』などのタイトルでも使えるハズだろうし、ファンなら買っておいて損はないamiiboだと自分は思う。

 

 

サムス・アラン (メトロイドシリーズ)

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正面

 

2017年に『メトロイド サムスリターンズ』と同時発売された「サムス・アラン」のamiibo。これまで紹介したamiiboは、あくまで『スマブラ』のフィギュアという位置付けだったが、このサムス・アランは『メトロイド』シリーズの立体物として世に売り出された。つまり『メトロイド』シリーズ初のamiiboというワケである。

 

『サムスリターンズ』版バリアスーツが忠実に再現されたamiiboで、パッケージと同じポーズを取っているのが最大の特徴。先に紹介した『スマブラ』版のサムスamiiboと比べると価格が少しだけ高く、その分サイズ大きめでガッシリとした全体像となっている。値段相応のクオリティに昇華されているのだ。

 

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よく絵の参考にする背面

 

このサムス・アランamiibo、全体的によく作り込まれていて、特に細部のディティールが素晴らしい。『サムスリターンズ』版バリアスーツは、従来のシリーズ作品と比較すると複雑な構造で線がやたら多いのが特徴なのだが、このサムス・アランamiiboは、その些細なディテールまで、かなり正確に補完している。

 

数多くある『メトロイド』関連フィギュアの中でもかなり完成度が高いので、自分はパワードスーツのイラストを描くときなどに、このサムスamiiboを眺めて作画の参考資料にする場合が多い。アームキャノンの造形とか、おなか周りとか、よく出来ているので参考になる。

 

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非常にクオリティが高い

 

このサムス・アランamiiboだが、今では生産終了となっているらしく、入手難易度が年々高くなっている。以前は新品で1700円程度だったのが、現在では何と4000円くらいにまで価格が高騰しているのだ。持ってないけど欲しい!と思った人は、これ以上のプレミア価格化が進む前に、早めに確保しておいた方がイイだろう。

 

なお、このサムス・アランamiiboは、前述の『スマブラ』版サムスamiiboとゲーム連動要素が被るケースがある点にも注意してほしい。『サムスリターンズ』など、両者の違いを正しく認識するタイトルも一部存在するが、基本的にはどっちも「サムス」のamiiboとして読み込まれるのだ。単にゲームの隠し機能を解禁するだけとかであれば、安価な『スマブラ』版サムスamiiboの方がお買い得かも…?


 

 

メトロイド (メトロイドシリーズ)

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正面

 

前述の「サムス・アラン」amiiboと同じく『メトロイド サムスリターンズ』と同時発売された、浮遊生命体「メトロイド」のamiiboである。これまで立体化に恵まれなかったメトロイドが、まさかamiiboとしてフィギュア化されるとは当時の自分は夢にも思わなかったし、当然ながら即購入した。こんなん買うしかないやろ。

 

多分、任天堂のリリースした数多くのamiiboの中でも、このメトロイドは抜群にグロテスク寄りで気色悪いデザインなんじゃないかと思ってる。まぁ慣れてくるとコレが可愛く感じるんですけども。

 

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造型が凝っててステキ

 

このメトロイドamiibo、とにかく精巧な造形で素晴らしい。本体内部にある細胞核の表現とか、皮膜に巡らされた血管の雰囲気だとか、牙や内臓回りの色合いとか、ゲーム中のグラフィックにかなり寄せていて再現度が高い。本物を現実世界に連れてきたかのようなリアリティがある。

 

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土台部分のカプセル

 

メトロイドがくっついてる土台のカプセルは、プラスチック素材で作られている。割れたガラスはクリアパーツで構成され、随所にヒビ割れがあったりと芸が細かい。低価格のフィギュアだが、こういう部分も手抜きじゃないのはステキ。

 

ちなみに、このカプセルは『サムスリターンズ』劇中には登場しない。おそらく『スーパーメトロイド』でベビーメトロイドが格納されていた、ファンにとって馴染み深い、あの小型カプセルをイメージした架空のオブジェクトだと思われる。粋な計らいですな。

 

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独特のプニプニ感を楽しめる

 

メトロイドの表皮 (緑色の部位) はゴムのような軟質素材で作られていて、手で触るとブニュッと変形する。まるで本物のメトロイドと触れ合っているかのような、独特のプニプニ感を楽しめるフィギュアなのだ。この柔らかさはおっぱいに匹敵すると思うので、この技術を応用して巨乳キャラのamiiboとかも作れそう。『ゼノブレイド2』のホムラとか適任じゃない?(ゲス顔)

 

こういうゴム素材は経年劣化しやすいハズなのだが、驚いたことにメトロイドamiiboの素材はかなり頑丈。写真のメトロイドamiiboは自分が部屋に飾っていたモノだが、発売から2年経った今でも劣化する気配を見せない。長時間日光に晒したりすると流石にキツイだろうが、フツーに部屋に置いておく程度なら全然問題ないと思われる。

 
残念ながら、このメトロイドamiiboも相当なプレミア価格化が進んでいる。以前は1700円程度だった新品が、今では2倍以上の値段にまでインフレしているのだ。

 

先のサムス・アランamiiboと同じく、欲しい方は早めに買っておいた方がイイだろう。任天堂がこの手のマニアックなフィギュアを再販してくれるとは到底思えないし。
 

 

リドリー (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)

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正面

 

2018年発売のSwitchソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』仕様の「リドリー」amiibo。『スマブラSP』にリドリーの参戦が決定したことを受けて製造された、新規のamiiboである。サムスやメトロイドに続き、まさか敵キャラのリドリーまでもがフィギュア化されるとは。人生って何があるか分からないものですね(しみじみ)

 

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背面

 

背面から見るとこんな感じ。翼を広げているため、全体的にサイズがデカく、ボリューム満点のフィギュアとなっている。長く伸びた尻尾や、衝撃波エフェクトの主張も半端ない。規格外とまではいかないが、amiiboの中でも大きめのサイズだと思われる。

 

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狡猾さが滲み出てる

 

造形に関しても申し分ない。『スマブラSP』版リドリーのビジュアルを正確に再現できているし、全身の塗装も非常に丁寧。本来なら鋭く尖っているハズの尻尾の刃や爪などが、ケガ防止のために丸みを帯びている点は、都合上いた仕方ないだろう。

 

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ドヤリドリー

『メトロイド』の敵キャラのフィギュアは、国内外関係なくあんまり存在しないので、リドリーのamiiboが発売されたのは非常に新鮮だった。メタリドリーの高額なフィギュアとかは海外で売られているが、低価格でも十分なクオリティが出せるのは素直にスゴイ。

 

任天堂には今後もこんな感じで、敵キャラのフィギュアをバシバシ売り出して欲しいものである。マザーブレインのフィギュアとか欲しくない?

 

 

ダークサムス (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)

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正面

ついに時が来た!我々の偉大なる指導者「ダークサムス」様のamiiboが発売されたのだ。聖なるフェイゾンの洗礼を受け、偉大なる指導者に唯一無二の忠誠を誓った我ら門弟は、この吉報を聞いて非常に喜んだ。

 

amiiboを購入したある1人の門弟は、その美しい御姿を見て歓喜に咽び泣き、次のようなツイートを残している。

 

 

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塗装がキレイで驚いた

 

箱を開封して手に取ってみると、想像以上に塗装がキレイで驚かされた。amiibo公式サイトなどの写真では黒色の主張が激しく、色が潰れてるような印象を受けたのだが、実際に目で見ると全然違ったのだ。全身の随所に青色のグラデーション塗装が施されていて、深みのある色合いが見事に表現されている。この透き通るような美しいブルーは、究極のフェイゾン生命体であるダークサムス様にこそ相応しい

 

写真だと全身のデコボコ具合が目立つが、コレについても実際はそこまで気にならない。思ったよりも起伏が少なく、ザラついたテクスチャが貼られているような感触だった。購入前は「アボガドみたい…」「長湯したのかな…」などと良からぬ想像を巡らせていたが、そういう愚かな思考を巡らす者はすぐに撃ち殺された。門弟とは、指導者の美しさを疑わない者である。

 

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こだわりのリアビュー

『スマブラSP』公式アートワークでは、ダークサムス様は浮遊能力で空中に浮かび上がっている。そのため「ゼロスーツサムス」amiiboと同様に、補助パーツで本体を土台に固定されている。だがゼロスーツと比べると、補助パーツが透明で目立たない仕様に変更され、だいぶ違和感が少なくなっている。これは大きな改良点といえるだろう。

 

我々の偉大なる指導者、ダークサムス様のamiiboは、2020年1月17日より絶賛発売中である。門弟たるもの、有無を言わさずすぐさま購入すべきだ。門弟とは、恐れ知らずでなくてはならない。そして、周りの人たちに口コミ宣伝すれば、すぐに何千もの新しい門弟が生まれるだろう。フェイゾンの光のお導きあれ!!

 

 

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To Be Continued…

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『メトロイド』系amiiboはいいぞ

 

以上、総勢6種類の『メトロイド』系amiiboのレビュー記事でした。『メトロイド』関連といいつつ、その大半が『スマブラ』仕様のamiiboなのはしょうがないね。任天堂には『メトロイドプライム4』などの新作発売に合わせて『メトロイド』シリーズ独自のamiiboをドンドン売り出していただきたい

 

記事冒頭でも述べたとおり、次回はまた別のフィギュアにテーマを絞って、グッズ紹介していけたらイイなぁと考えている。国内・海外でジャンル分けするか、はたまた観賞用・可動フィギュアで分類するか…現状どうするか全然決めてないが、近いうちに記事を公開できるように努力します。こうご期待!

 

◆追記 (2020/02/18)

[色々あるぞ!『メトロイド』グッズ紹介!その3]を公開しました!日本製の『メトロイド』フィギュアを紹介しています。下記リンクからご覧ください!

 

www.wata-ridley.com