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デジタル絵描きにオススメ!左手デバイスに使える「8BitDo Zero 2」

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前回、Nintendo Switch用コントローラー「Joy-Con」を、イラストの作業支援ツール「左手デバイス」として利用する方法を紹介した。多くの人に読んで貰っているらしい。嬉しいね。

 

www.wata-ridley.com

 

だが、この記事を上げてから数週間後…Twitterでこんなツイートを見かけた。無線ゲームパッド「8BitDo Zero 2」を、左手デバイスとして活用できるというのだ。

 

 

調べてみると、超安価なゲームパッドで、iPad版「CLIP STUDIO」との相性が抜群に良いデバイスなのだとか。携帯性・利便性が高く、iPadユーザーに好評らしい。

 

自分は既にJoy-Con左手デバイスを愛用していたので、この手の作業支援ツールは間に合っていた。なので当時は「こんな方法もあるんだなぁ~」と感動した程度で、大して気に留めていなかった。

 

だが、やっぱり使い心地が気になったので、思い切って「8BitDo Zero 2」を購入してみたのだった。安かったし。

 

 

実は…前回紹介したJoy-Conの左手デバイス化手順は、iPad等には適用できない。Joy-Conは製品の仕様上、 iOS端末 (iPad/iPhone) ではデバイス認識されず、ワイヤレス接続できないのだ。iPadユーザーは、別の左手デバイスを探す必要がある。

 

そこで候補として挙がるのが、この「8BitDo Zero 2」というワケ。対応機種が幅広く、iPadでも問題なく使えるのだ。今回、実機で動作確認してみたので、備忘録として書き残しておきたい

 

「8BitDo Zero 2」レビュー

まず最初に「8BitDo Zero 2」コントローラーの製品レビュー・スペック紹介から入ろう。『スーパーファミコン』を彷彿とさせる、レトロな雰囲気のゲームパッドだ。本体カラーは ブルー/イエロー/ピンク から選択可能。自分はブルーにした。

 

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超小型のゲームパッド

 

本製品を手に取った第一印象は…とにかくサイズが小さい!!

 

寸法 [約3.5cm × 7.5cm] という超コンパクトサイズで、文房具店で売ってる「MONO 消しゴム (特大サイズ)」と同程度の大きさ。軽くて持ち運びやすく、手の中にスッポリと収まってしまう

 

比較的コンパクトな「Joy-Con」と比較しても、メッチャ小さい。手が大きめの人にとっては、操作性が若干悪いかもしれない自分は大丈夫だった。

 

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Joy-Con (L) との大きさ比較

 

海外製の安物コントローラーだが、想像以上にしっかりとした作りで、廉価商品にありがちな "安っぽさ" は全然感じられない。ボタンを押した時の反応速度・クリック感は快適で、コントローラーとしての完成度は良好。

 

対応OS・機種が幅広く、Bluetooth接続が超スムーズな点も、本製品のメリットだろう。Bluetoothデバイスは機器同士の相性が悪く、接続に失敗するパターンが稀にある。だがその点、この「8BitDo Zero 2」は問題無い。

 

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様々なゲームハードに対応

 

「8BitDo Zero 2」の対応機種・OSは以下の通り。コントローラー起動時に特定のボタン操作を行うことで、最適なモードでワイヤレス接続が可能だ。

 

対応機種

 

  • Nintendo Switch
  • Windows 10 (X-input)
  • Android
  • macOS 

 

※一部の商品説明には「iOSは未対応」と書かれているが、自分のiPhone 6s (iOS: 14.0.1) で確認したところ、特に問題なく接続できた。コントローラー対応のiOSゲームであれば、普通にプレイ可能。

 

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付属品はこんな感じ

 

付属品はこんな感じ。小型の充電ケーブル (MicroUSB) と、ゴム製ストラップが同梱。取扱説明書も付いているが、言語は英語/中国語のみ。日本語の説明書は入っていないので注意しよう。まぁ大丈夫やろ。

 

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MicroUSBで充電する


上の写真のように、LボタンとRボタンの間に接続ポートがあり、そこにケーブルを繋いで充電する。大体1~2時間程度でフル充電が可能だ。

 

説明書によると、バッテリーの持続時間は約8時間。他の無線コントローラーと比べると見劣りするスペックだが…ゲームを遊んだり、左手デバイスとして使うだけなら大丈夫支。電池残量が少なくなると赤色ランプが点滅するので、こまめな充電を心がけよう。

 

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電池残量はランプで確認できる

 

気になるお値段は、2000円弱。数ある無線コントローラーの中でも、かなり格安な方じゃないだろうか。品質もまぁまぁ良いので、"安物買いの銭失い" にはならない。

 

ゲームに使えるだけでなく、イラスト制作の左手デバイスとしても活用できるので、汎用性・コスパが非常に高い。ゲームが好きなデジタル絵描きにオススメの逸品!…と言えるだろう。

 

 

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左手デバイス化の設定手順

さて、ここからが本題。「8BitDo Zero 2」の左手デバイス化手順について説明していく。今回は「iPad/iPhone (iOS環境)および「PC (Windows10環境)での手順を紹介する。

 

注意事項

手順説明にあたって、覚えておいて欲しいことがある。商品レビューでも書いた通り「8BitDo Zero 2」には、いくつかの接続モードが用意されている。かなり種類が多いのだが、大雑把に言い換えると「ゲームパッドモード」「キーボードモード」の2種類に大別できる。

 

◆ゲームパッドモード

本来の用途。PC・Switchなどのゲームの操作に使える。作業環境によっては、左手デバイス用の設定が可能 (Windowsなど)

 

 

◆キーボードモード

その名の通り「8BitDo Zero 2」をキーボードとして利用できる。ボタンを押すことで、対応する文字を入力できる。

 

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「キーボードモード」の対応文字一覧

 

何だか便利そうに聞こえるが、対応キーが完全に固定されていて変更できないボタンが少なく、キーボードとしてはロクに使えない。上の写真が対応キーのリストだ。

 

キーボードとして見ると実用性はゼロだが…iPadユーザーが左手デバイスとして使うなら、このモードの方が都合が良いのだ。詳細は後述する。

 

 

「8BitDo Zero」を左手デバイス化する際には、これら2種類の接続モードを使い分けることになる。使用目的・環境に応じて、最適な接続モードを使おう。

 

あと、今更な説明だが「8BitDo Zero 2」をワイヤレス接続するためには、作業環境 (PCなど) が、Bluetooth対応機器でなければならない

 

iPadを使っている人は、全機種Bluetooth対応 (のハズ) なので問題ない。だが、PCの場合はBluetooth非対応の場合もあるので要注意。この辺の確認手順・対処法については、自分の過去記事を確認して欲しい。

 

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iPad/iPhone (iOS環境) の場合

iOS環境では「キーボードモード」で接続する「ゲームパッドモード」で接続しても、左手デバイスとして利用できない。

 

※今回、自分はiPhoneで動作確認を行った。iPadの場合も、大体同じ手順になるハズ(多分)

 

 

①「8BitDo Zero 2」をキーボードモードで起動

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Rボタン + start ボタンで起動

 

Rボタンとstartボタンを同時に押して、「8BitDo Zero 2」をキーボードモードで起動しよう。青色ランプが、ピコピコッと5回点滅する。

 

 

② 「8BitDo Zero 2」を接続待機モードにする

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selectボタンを長押しする

 

selectボタンを約3秒間長押しすると、青色ランプがチカチカ点滅して、Bluetooth接続の待機モードになる。

 

※うまくいかない場合は、startボタン長押しで電源を切り、手順①からやり直そう。

 

 

③デバイスの設定画面でペアリング

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Bluetoothでワイヤレス接続

 

 iPad/iPhone側で「設定」⇒「Bluetooth」と進み、Bluetooth機能をオン。しばらく待つと「8BitDo Zero 2」がデバイス認識されるので、項目をタップして接続しよう。

 

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青色ランプが光ったままになる


Bluetooth接続に成功すると、コントローラーの青色ランプが光ったままになる。上手くいかない場合は、リセットしてもう一度やり直そう。

 

 

④イラストソフト側でショートカットキーを設定

 

ここまで来たら最終段階。イラストソフト側でショートカットキー設定を行う

 

「8BitDo Zero 2」の各アルファベットキーに、イラストソフト側の設定でショートカットを割り振るのだ。以下の対応表を参考にして欲しい。

 

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対応アルファベット一覧

 

『CLIP STUDIO』のショートカットキー設定手順は、以下の過去記事を参照して欲しい。PC版 / iOS版 両方のケースを紹介してある。

 

www.wata-ridley.com

 

iOS版『CLIP STUDIO』では、この手順で確実に左手デバイス化が可能だ。しかし、他のイラストソフトでは上手くいかない可能性がある。例えば『Procreate』では、一部のボタンしか設定できない。以下のnote記事が詳しい。

 

note.com

 

そのため、この手順は基本的にiOS版『CLIP STUDIO』にしか適用できない!と考えて欲しい。他のソフトでの動作保証はゼロ。あらかじめご承知おき願いたい。

 

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PC (Windows10環境) の場合

Windows10環境の場合は、「キーボードモード」と「ゲームパッドモード」の、両方の接続モードで左手デバイス化が可能だ。どちらも一長一短…といったところ。

 

キーボードモードで接続する (非推奨)

「キーボードモード」で接続するなら、先に紹介したiOS環境の場合と、設定手順はほぼ同じ。手順③の設定画面のUIが違う程度で、大まかな流れは一緒だ。Joy-Conをパソコンに接続する手順も参考にして欲しい。「Joy-Con」を「8BitDo Zero 2」に読み替えよう。

 

手順は簡単だが、後述する「ゲームパッドモード」と比べて、単純な操作しか導入できない点には注意。各ボタンに1つずつ、最大12個までしかキーを割り振れない

 

そのため、Windowsユーザーは次に紹介する「ゲームパッドモード」での設定を視野に入れた方がイイと思う。

 

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ゲームパッドモードで接続する (推奨)

「ゲームパッドモード」で接続する場合は、無料ソフト「JoyToKey」を経由して、ショートカット設定を割り振ることで、左手デバイス化が実現できる。

 

「キーボードモード」と比べて設定がダルいものの、ボタンの同時押しなど、複雑な操作を取り入れることも可能なのだ。個人的にはこっちがオススメ。

 

 

①「JoyToKey」のダウンロード

 

まず、以前紹介した「JoyToKeyのダウンロード」手順を参考に「JoyToKey」を作業環境に導入しよう。

 

 

②「8BitDo Zero 2」を「ゲームパッドモード」で起動する

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Xボタン + startボタンで起動

 

Xボタンとstartボタンの同時押しで、コントローラーを「ゲームパッドモード (X-input)」で起動。Windows対応の接続モードで、青色ランプがピコピコッと2回光る。

 

※一応、他のモードでもBluetooth接続は問題なく可能だが、X-input形式で接続した方が都合が良い。

 

 

③「8BitDo Zero 2」を接続待機モードにする

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selectボタンを長押しする

 

selectボタンを約3秒間長押しすると、青色ランプがチカチカ点滅して、Bluetooth接続の待機モードになる。

 

※うまくいかない場合は、startボタン長押しで電源を切り、手順②からやり直そう。

 

 

③設定画面でペアリングを実行

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設定画面でBluetooth接続


Windows側で「設定」(スタートの歯車マーク) ⇒ 「デバイス」⇒「Bluetoothとその他のデバイス」と移動して、Bluetooth機能をオンにしよう。

 

「Bluetooth またはその他のデバイスを追加する」を押し、Bluetooth対応機器をサーチすると「8BitDo Zero 2」がリストに上がってくる。項目をクリックして接続すれば、上のスクショ画面のように、正常にデバイス認識されるハズだ。

 

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青色ランプが光ったままになる


Bluetooth接続に成功すると、コントローラーの青色ランプが光ったままになる。上手くいかない場合は、リセットしてもう一度やり直そう。

 

 

④JoyToKeyでショートカット設定を適用

 

ゲームのコントローラーを左手デバイス化する場合は、先にDLした「JoyToKey」を使って、キーコンフィグを行う。かなり柔軟な設定が可能で、ボタン同時押しなどの複雑な操作も実現できる。

 

この辺の詳細は、前回紹介したJoy-Con左手デバイスの「ショートカットキーの割り当て」手順を参照して欲しい。全体の流れは全く同じだ。「Joy-Con」を「8BitDo Zero 2」に読み替えて、設定手順を進めよう。

 

 

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作業再開時

「8BitDo Zero」は、Bluetoothe接続が途切れるか、何もせず15分以上放置していると、自動的にスリープ状態に入る。バッテリーの持続時間は約8時間なので、作業の合間にこまめに充電することをオススメしたい。

 

作業再開時には、startボタンを1回押すだけでOK。クイックペアリングで再接続が行われ、スムーズに作業が再開できる。

 

ちなみに、iPadでは「8BitDo Zero 2」を接続している間、キーボード入力が使えないらしい。漫画を描いてる人などには、地味に困る問題だ。この対処策については、以下のツイート内容を参考にして欲しい。

 

 

また、startボタンを長押して、コントローラーの電源を一時的に切ることでも回避できる。もう一度startボタンを押せば、スムーズに再接続が可能だからだ。好みで選択して欲しい。

 

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ファームウェアの更新

「8BitDo Zero 2」の初期生産品を購入した場合、コントローラー内部のファームウェアが古いせいで、Bluetooth接続が上手くいかないことが稀にあるらしい。

 

こうした場合は、最新のファームウェアをDLして、コントローラーに導入すれば問題ない。以下の公式サイトから専用DLアプリを入手しよう

 

support.8bitdo.com

 

R + L + start ボタンを同時押しすると、アップデートモードになる。この状態でUSBケーブルでPCに繋ぎ、上記のアプリ経由で最新版ソフトウェアをインストールすることが可能だ。

 

中古品や古い在庫を購入した場合、こうした現象が起こる可能性がある。滅多にないことだとは思うが…念のために記載しておく。

 

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最後に

以上、左手デバイスにも使える「8BitDo Zero 2」の紹介記事でした。コンパクト仕様の無線コントローラーで、汎用性が高くコスパも良い。これからデジタル絵を描こう!と考えている人は、左手デバイス用に購入を検討してもイイかもしれない

  

 

かくいう自分は、操作性・利便性の観点から、今後もJoy-Con左手デバイスを継続利用するつもり。じゃあ何で紹介したんだよ。もう1年以上使ってるから愛着もあるんすよね。

 

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『月下の夜想曲』楽しい(本来の用途)

 

なので自分は「8BitDo Zero 2」をゲームコントローラーとして活用するつもり。最近は、iOS版『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』を遊ぶときにメチャクチャ重宝している。対応機種が幅広いのはやっぱ強いよね。…他に良い活用方法が思いついたら、当ブログで共有したい。