以前「Python3エンジニア認定基礎試験」の勉強まとめ記事を投稿した。思ったより評判が良く、今なお多くの人に読んで貰っている様子。嬉しい限り。
この記事を書いた直後、日本国内では新型コロナウィルスが蔓延。外出自粛・ステイホーム奨励の影響で、自宅で過ごす時間が急増した。自分はこれ幸いと、ゲーム三昧な日々を過ごしていた。
だがしかし。折角 "おうち時間" が増えたのだ。ココは1つプログラミングの勉強でもすべきだろう!と思い立ち、前から気になっていた「Java Silver」を受験してみた。Javaの開発スキルを証明できる資格試験だ。
約1ヶ月間 集中して勉強に取り組んだ結果、ギリギリ合格。プログラミング未経験者の自分でも、何とか資格取得に至ったのだった。やればできるもんですな。
こないだ受けたJava Silverの資格受かってたわ💮 pic.twitter.com/ClBfsUp5MU
— わたりどりぃ (@Wata_Ridley) 2020年4月26日
今回は備忘も兼ねて「Java Silver SE11」合格までの流れ・勉強方法など、当時を思い出しながら書き残しておこうと思う。これから受験する人の参考となれば嬉しい。
Java Silver とは?
まず「Java Silver」の概要について。正式名称は「Oracle Certified Java Programmer Silver」である。世界的な知名度・信頼性を誇るJava資格だ。
Javaアプリケーション開発に必要とされる基本的なプログラミング知識を有し、上級者の指導のもとで開発作業を行うことができる開発初心者向け資格です。
日常的なプログラミング・スキルだけでなく、さまざまなプロジェクトで発生する状況への対応能力も評価することを目的としています。
Oracle社公認のJava資格は、大きく分けて「Bronze」「Silver」「Gold」の3種類が存在。名前から分かる通り、後者ほどハイレベルで難しい。自分が受験した「Silver」は中間の難易度。
それなら未経験者は、一番簡単な「Bronze」から受験した方がイイの?と思うかもしれないが…実際そうでもない。たとえ初心者であっても「Bronze」は無視して「Silver」合格を目指した方がイイ!と自分は思う。理由を説明しよう。
まず「Bronze」は、スキル証明資格としての効力がビミョー過ぎる。日本で独自に作られた "超初心者向け" の新しい資格で、そもそも海外では「Bronze」のグレード自体が存在しない。
SilverとGoldはグローバルな資格で、日本で取得した資格は海外でも通用する。これは同社が実施するOracle Masterと同じ考え方である。
一方、Bronzeは日本独自の資格だ。そのため、Bronzeを取得しても、上位資格のように海外で認められるわけではない。
若い新卒生がIT業界就職に向けて「Bronze」合格を目指すのなら、企業側も好意的に捉えるかもしれない。だが、中途採用・異業種からの転職などのケースでは、履歴書に「Java Bronze」と書いても見向きもされない!と考えた方がイイ。
また「Bronze」と「Silver」は試験範囲の大半が共通・ほぼ同じ内容の試験が出される。「Silver」の方が若干難しいが…基本を抑えていれば理解が追いつくレベル。格段に難易度が上がるワケではない。
ついでに言うと「Silver」は、最高ランクの「Gold」を受験するための前提資格でもある。将来「Gold」合格を目指す人なら「Silver」受験を避けては通れないのだ。
…こう考えると「Bronze」を飛ばして「Silver」を取得した方が、メリットが大きいことが分かる。しっかり勉強すれば十分受かるし、特に理由がなければ「Java Silver」の勉強に励むのがオススメ。
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試験概要
「Java Silver SE 11」の試験概要をまとめてみた。注意点が多いので入念に読んで欲しい。
- 試験名:Java SE 11 Programmer I
- 試験番号:1Z0-815-JPN
- 試験時間:180分
- 問題数:80問
- 出題形式:選択問題 (CBT方式)
- 合格ライン:63%
- 受験料:37,730円 (税込)
- 試験会場:ピアソンVUE テストセンター (会場一覧)
- 試験日:会場による
まず最初の注意点は「試験名」だ。「Java Silver」の資格認定のために受験するテスト名が「Java SE 11 Programmer I」となっている。そこは「Java Silver」じゃないのか…
後述するが…受験申し込みの段階でコレを知らないと、ちょっと混乱するのだ。「資格名」と受験する「テスト名」が一致しない!と覚えておこう。
試験は記述式ではなく、コンピュータを使ったマーク選択式。合格ラインは63%と結構ユルい感じ。全80問中51問以上の正答で合格だ。
簡単そうに見えるが、試験時間が180分で問題が80個。1問につき2分半のペースで問題を解く必要がある。意外と時間が無い。
そして目を引くのが…バカ高い受験料だ。税込で4万円近くかかる。たっか!!!
一応、受験料を抑える裏技があるので、後述の「受験料を安くする方法」を確認して欲しい。とにかくお金がかかるので、一発合格しないと損だ。何としても合格を勝ち取ろう。再受験とかヤダもん。
あと、試験名の後に続く「SE 〇 (数字)」は、Javaのバージョンを意味している。今回 紹介する「Java Silver SE 11」が現時点で最新の試験。基本的に最新バージョンの試験を受ければ問題ない。
他にも「Java Silver SE 8」という旧バージョン試験もある。出題範囲・試験時間が「SE 11」と微妙に違うので、どちらを取得すべきかよく検討しよう。
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受験の流れ
「Java Silver」資格試験は、テスト予約〜受験までの流れが面倒くさい。時間がかかるのでチャッチャと手続きを終わらせるべし。
受験に際しては、下記2つのサイトを利用することになる。
Oracle社が運営する資格管理サイト。自分が受けたテスト履歴・試験結果の確認・資格証明書のダウンロードなどが可能。
Oracleとは別の会社が運営している試験予約サイト。試験の申込・内容変更・キャンセルが可能。
以前はこの2つのサイトで個別に手続きを行う必要があったが…最近システムが大幅に改善された。シングルサインオンが導入され、CertView上で全ての手続きが完結するようになった。アカウントも1つだけ作れば済むので、以前より申込がラクになっている。
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受験料を安くする方法
試験予約の説明にあたって、受験料の支払方法について話したい。
前述のとおり「Java Silver」の受験料はアホみたいに高額だ。なるべくお金を出したくない!と考えるのが人の性だろう。
そこでオススメなのが、オンライン受験チケット。Web上で電子チケットを購入 ⇒ オンラインコードを入力 ⇒ 受験料の前払いができる!というシステムだ。iTunesカードと同じ要領。
この受験チケットだが…一部ネット通販サイトでは格安で販売されている。
楽天市場「IT試験ドットコム」での販売価格は 35,200円。通常価格より2,000円も安い。楽天ポイントも貯まるし、コッチで買った方が断然お得だ。
※しかも楽天チケットの場合、時期によっては「再受験無料キャンペーン」などの特典も得られる。フツーに受験料を払うより恩恵がデカイ。
チケットの種類は色々あるが…「Java Silver」受験者は「Oracle認定資格 監督付き試験用」を買えばOK。間違えて他のチケットを買わないよう注意。
チケットの有効期限は発行から6ヶ月間。期限切れになる前に申し込みを完了しよう。
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受験の申し込み
「Java Silver」試験は、全国各地にあるテストセンターで、専用のパソコンを使って受験する。特に試験日は決まっておらず、受験者が申請した希望日にテストを受けられる。1〜2ヶ月前を目安に予約しよう。
受験申込みは「ピアソンVUE」で行う。資格認定はOracle社が行うが、テストを運営しているのは、別の会社なのだ。ややこしい。
だが、前述の通りシステムが改善され、Oracle社の管理サイト「CertView」経由で、全ての手続きをこなせるようになった。昔と比べて使いやすくなっている。
以下、アカウント登録~受験予約 までの流れをザックリ説明したい。PCでの操作を想定。
初めてCertViewを使う受験者は、最初に「Oracle.com」のアカウント登録を行う。
※注意事項が多いので、 公式ヘルプページを参考にしよう。
アカウント登録が終わったら、資格管理サイト「CertView」にログイン。CertView Public Pageにある「CertViewへのログイン」をクリックする。
※画面右上にあるタブで言語選択が可能。テキストが英語になってる場合、日本語に変えられる。
「CertView」のログイン画面はこんな感じ。先に登録した「Oracle.comアカウント」のユーザー名・パスワードを入力する。
初回ログイン時、メイン画面に「ピアソンVUEのアカウントをお持ちですか?」というポップが出てくるかと思う。基本的に「いいえ」を選べば問題ない。
だが、過去にピアソンVUEで試験を予約したことがある人は、別途アカウントの紐づけを行う必要がある。この辺の詳細は、公式ヘルプページを確認してほしい。
「CertView」のログインに成功したら、メイン画面左にあるメニューから「ピアソンVUE公式サイト」を選択。試験予約サイト「ピアソンVUE」に移動しよう。
「ピアソンVUE」ダッシュボード (メイン画面) はこんな感じ。試験申し込みなど、このサイト上で行うことになる。
※画面左のメニューバーから言語選択ができる。サイトが英語表示になっている場合は、日本語を選択しよう。
以下のスクショ画像を見てほしい。試験の予約をするには、ダッシュボードの「試験を表示」をクリックする。試験の検索ページに遷移するハズだ。
「ピアソンVUE」では、様々なテストを取り扱っている。そのため、まず最初に「試験の検索」ページで、自分が受けるテストを探す必要がある。
ただし、ここで「Java Silver」と入力しても何もヒットしない。先に説明した通り、資格名とテスト名が一致しないからだ。面倒くせぇな。
なので「試験の検索」ページでは "試験番号" を入力しよう。「Java Silver SE 11」の試験番号は「1Z0-815-JPN」だ。
ちなみに、試験番号の末尾にある「JPN」は、日本語の試験であることを指している。英語の試験もあるのだが…英語の方は資格認定の対象にはならないらしい。何でやねん。
このため、間違って英語の試験を受けないよう注意。試験番号の末尾に「JPN」と書いてあれば問題無い。
続く「試験オプションの選択」では、受験方法を選択できる。特に理由が無ければ「ローカルテストセンター」を選ぼう。ユーザーの登録住所をもとに、付近のテストセンターを自動的にピックアップしてくれる。適当に好きな場所・日時を選択しよう。
最後に予約内容を確認して、受験料を支払う。ここで、先に紹介した「オンライン受験チケット」が使える。専用の記入欄があるので、そこにオンラインコードを入力。コレで予約手続きは完了だ。
受験予約の流れは大体こんな感じ。不安な人はピアソンVUEヘルプページも確認して欲しい。
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試験当日
試験当日は、時間に余裕をもって会場に向かおう。あらかじめ Google Mapなどでルート確認しておくと安心だ。
必要な持ち物は、本人確認用の身分証明書2点。ピアソンVUEヘルプページを読んで、どれか2つを忘れず持参する。筆記用具は必要ない。
会場に着いたら、個人用ロッカーに荷物を預ける。スマホ・貴重品は勿論、勉強道具なども没収されるので、会場に入ったら勉強はできない!と考えた方がイイ。大きな荷物はロッカーに入らないので、なるべく軽装を心がけよう。
試験の開始前には、監督者の指示でいくつか手続きを行う。顔写真を撮られるので、身だしなみは整えておくべし。
- 身分証明書の提出・本人確認
- テスト受験同意書の署名
- 顔写真の撮影
開始時刻になると、パソコンの置かれた個人席に案内され、メモ用のホワイトボード&ペンが渡される。あとは監督の指示に従い、パソコンを操作して受験開始だ。
場所にもよると思うが、基本的に試験会場の設備・環境はよくない!と考えておこう。自分が受験したときは『電光超人グリッドマン』の「ジャンク」を思い出す、化石みたいなPC本体を掴まされた。席もメッチャ狭かったし。
ついでに言うと、試験問題アプリケーションの使い勝手が最悪だった。問題文のフォントが荒くて読みづらく、UI・操作性が芳しくない。操作に慣れるのに時間がかかり、結構焦ってしまった。
そんな感じで「Java Silver」の資格試験に当たっては…不測の事態が起きる可能性が高いので、しっかり準備をしておこう。実力を出し切れず不合格!なんてことは避けたい。受験料たけーし。
各問題にはチェック欄があり、難しくて分からない問題をマークして、後で見返すことも可能だ。試験時間は180分とたっぷりあるし、合格ラインもさほど厳しくない。落ち着いて回答すれば大丈夫。
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試験終了後の合否確認
テストが終わったら、メモ用のホワイトボード&ペンを返却して会場から退出しよう。試験終了から約30分後、CertView上でスコアレポートを確認できる。
Oracle社から通知メールが届くと思うので、そこに掲載されたリンクから、該当ページに飛ぼう。スマホでも閲覧可能だ。見づらいけど。
CertViewにログインしたら、メニューから「試験結果」⇒「ピアソンVUEの試験履歴」と選択。受験履歴から「Java Programmer Silver I」を選ぶと、スコアを確認できる。
レポートはこんな感じ。正答率、間違えた箇所の概要が一目瞭然。正答率76%…ビミョ〜…
上の画像では隠しているが、試験会場で撮影した自分の顔写真が、そのままレポートに反映されるので注意。結構恥ずかしいぞ。
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資格証明書・バッジ
「Java Silver」合格者は、CertView上で資格証明書 (PDFファイル) の閲覧・ダウンロードが可能になる。昔は証明書を郵送していたが…コスト削減で廃止になったらしい。
紙の証明書が必要な場合は、PDFファイルを自力で印刷する必要がある。以下のスクショ画像・手順を参考にして欲しい。
「Cert View」にログインして、左上のメニューから「資格情報」⇒「オラクル認定資格履歴」と選択。自分が受けた資格の中から「Java Programmer Silver I」を探そう。「印刷」を選べば、証明書のPDFファイルが入手できる。
証明書はこんな感じ。合格点ギリギリでも「あなたは "優秀な成績" で試験を合格しました」とステキな文言で褒めてくれるぞ。誇らしい。
この資格証明書だが、合格後すぐには入手できない。試験が終わって約2〜3日後にダウンロード&印刷が可能になる。注意して欲しい。
資格証明書の他にも「デジタルバッジ」という謎のバッジが貰える。Webサイトに貼りつけて見せびらかそう。誰得なんだ。
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『Java Silver』勉強方法
ここからは「Java Silver SE 11」試験の具体的な対策・勉強方法を紹介していく。
自分は約1ヶ月間の勉強で合格したが…冒頭でも述べた通り、コロナ禍で勉強時間を確保しやすかった点も考慮に入れるべき。未経験者が「Java Silver」合格を目指す場合、最低でも2~3ヶ月程度は必要だと思う。
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基本は『黒本』だけでOK!
「Java Silver」対策に当たっては『徹底攻略 Java Silver 問題集』だけ購入すればOK。俗に『黒本』と呼ばれているアレである。合格を目指す人ならば必携の問題集だ。
『黒本』は豊富な問題パターン・詳しい解説に定評があり、本番試験を再現した類似問題がこれでもか!と詰め込まれている。コレ1冊で実践演習が可能だ。
実際、自分が受験したときのテストにも『黒本』で見かけた問題がチラホラ出てきた。StringBuilderの問題とか。
『黒本』は最低でも2~3周は解くべき。パーフェクトを目指す意識高い系の人なら、もっと周回してもイイと思う。自分に合った勉強法を開拓すべし。
『黒本 (Java Silver SE 11版) 』の単元詳細は、以下の通り。
第1章 簡単なJavaプログラムの作成
第2章 Javaの基本データ型と文字列操作
第3章 演算子と判定構造
第4章 制御構造
第5章 配列の操作
第6章 インスタンスとメソッド
第7章 クラスの継承、インタフェース、抽象クラス
第8章 関数型インタフェース、ラムダ式
第9章 API
第10章 例外処理
第11章 モジュールシステム
第12章 総仕上げ問題①
第13章 総仕上げ問題②
第1章~第5章・第9章・第11章辺りは、Javaの基本構文・暗記系の問題が多いので、しっかり抑えておきたい。自分が合格できたのも、この辺でスコアを稼げたからだろう。ほぼ覚えゲーなので得点源にしやすい。
第6章・第7章・第10章辺りは「Java Silver」試験で一番比重がデカい。メソッドのオーバーライドがどうの、アクセス修飾子がどうの…みたいな話が続く。心が折れやすいポイントなので、気合を入れて取り組むべし。
第8章「ラムダ式」は初心者には難解なので、勉強しないでもOK。試験に1問出るか出ないか…という超マイナー単元なので、最初から "捨て問" として諦めた方が早い。他の問題でスコアを稼ごう。
自分が勉強して気づいた要点はこんな感じだが、ネット検索してみると、自分よりずっと優秀な人のノウハウが大量に出てくる。余裕があれば、他の合格者の声にも目を通しておこう。以下のQiita記事とかオススメ。
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初心者はJava入門書から読もう!
『黒本』だけ勉強すればOK!と豪語したが、この問題集はJavaの基礎を習得済みの人が対象となっている。Java未経験者がいきなり『黒本』を読むと、難しくて挫折してしまう可能性が高い。
なので初心者の方には、最初に分かりやすいJava入門書で学習してから『黒本』に移行することを強く推奨する。
私的オススメは『スッキリわかるJava入門』という参考書。丁寧で分かりやすい解説文・豊富な挿絵のおかげで、Javaの基本がすんなり頭に入ってくる。初心者でも安心して読める良書だ。
『スッキリわかるJava入門』の勉強は1ヶ月もあれば十分。結構分厚い本なので、試験範囲だけ重点的に抑えて、早めに『黒本』に移行するのがベスト。該当箇所を挙げてみる。
- 第1章「プログラムの書き方」〜 第11章「高度な継承」
- 第17章「例外」
- 第14章「Javaを支えるクラスたち」~ 第16章「コレクション」
あとは『Let'sプログラミング Java入門』というWebサイトも、解説が分かりやすいので超オススメ。 試験範囲の概算60%くらいをカバーしていて、無料サイトとは思えないほど幅広い知識が得られる。
最初の部分はスッ飛ばして「Javaプログラム作成手順」辺りから、順番に読み進めればOK。『スッキリわかるJava入門』と併用すれば、高い学習効果が期待できる。
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Java実行環境の用意
「Java Silver」合格を目指すなら、自分のPCにJava実行環境を用意した方が絶対イイ。参考書だけで合格する猛者もいるが…実際にコードを書いて動作確認した方が、仕組みを理解しやすいと思うのだ。
候補は色々あるが…個人的には『Eclipse (Pleiades)』がベストだと考える。実際の開発業務でも利用される、高機能なフリーIDEソフトだ。
Eclipseのインストール手順・操作方法は、以下のサイトが分かりやすい。
「Java Silver」の試験で特に頻出なのが、エラーに関する問題。
プログラムを実行した際、どのような結果が返るのか?という問題で、たった一箇所にあるミスが原因で「コンパイルエラー」「実行時エラー」が発生する!という内容だ。Javaの正確な知識が要求されるため、頭の中で結果を予想するのが難しい。
だが、コードを実際に動かしてみれば、正常動作するのか、エラーを吐くのか…一瞬で結果が分かる。コレを何度も繰り返せば、結果予想のコツも掴める。参考書のコード全文を丸ごと写経・実行してみて、実際のプログラム動作を観察しよう。
「何故そのような結果になるのか?」という疑問を突き詰めていく、手掛かりの1つにするのだ。Eclipse のデバッグモードも積極的に活用すべし。
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最後に
色々と面倒くさかった「Java Silver SE 11」試験。振り返ってみると、相応の努力をすれば合格できるイイ資格試験だったと思う。
決して理不尽な難易度ではないので、これから受験を考えている人は、是非とも合格を勝ち取って欲しい。受験料が高いので一発合格を目指そう。再受験のことは…不合格になってから考えればイイ。
自分は取り敢えず合格を果たしたので…今後はJavaなどのプログラミング言語を弄って色々遊びたい!と考えている。スマホ向けアプリとか、何かしら作って公開できると嬉しいですね(やるとは言ってない)