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コスパ重視!オススメの左手デバイス (イラスト向け) を徹底比較

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デジタルイラストや漫画の制作にあたり、作業効率を上げるためには「左手デバイス」の導入を検討したいところ。

 

片手で操作できるデバイスを駆使して、ツール切替などの操作をショートカット。作業スピードを格段に上げることが可能だ。メチャクチャ便利なので、何かしらを手元に置いておきたい。

 

しかし…ネット上のオススメ記事・動画を見ると、1万円以上もするゴツイ機種を平気で紹介していたりするたけぇ!

 

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簡単には手を出せない価格


専業イラストレーターや富豪ならともかく、我々のような趣味で絵を描いてる程度の一般市民にとっては、少々手が届かない値段だ。もっと安くて手軽なデバイスを買いたい!と思うのが、人の性であろう。

 

そこで今回の記事では、イラスト制作が趣味の自分が、実際に調べて「これは良いな!」と感じた、コスパ・利便性に優れた左手デバイス (5種類) をご紹介したい

 

各製品の特徴、メリット/デメリットを熟読してもらい、自分にピッタリな左手デバイスを選ぶ一助としていただければ幸いである。

 

※記事内容は、2021年05月時点での情報です。今後 変更が加わる可能性があります。

 

私的オススメ!左手デバイス 5選

Joy-Con

 

操作性 ★★★★★
利便性 ★★★★
設定しやすさ ★★★★★
コスパ ★★★★
接続方法 Bluetooth接続 (無線)
スタイル 手持ち
参考価格 ¥4000
対応OS ・Windows
・Mac OS

 

個人的に超オススメな左手デバイスが、この「Joy-Con」だ。言わずと知れた家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」専用コントローラーである。

 

ゲームのコントローラーをイラスト制作に使えるの?と驚かれる方もいると思うが、実はできちゃうのだ。Bluetooth接続タイプの無線コントローラーなので、PC環境であれば問題なく使用可能。iPad等では使えない。

 

以下、Joy-Con左手デバイスの主なメリットになる。

Joy-Con のメリット
  • ワイヤレスで使いやすい
  • 操作性が良好
  • 比較的 安価で入手しやすい

 

Joy-Conの良さは…とにかく使いやすい!という感動に尽きる。軽量でワイヤレス、手の平にフィットする良設計のおかげで、ストレスフリーで作業を進められる。

 

ボタン配置に無理がないし、バッテリーの持続時間が長く、Bluetooth接続も安定している。自分も長年 愛用しているが、数ある左手デバイスの中でもトップクラスの使い心地だと思う。

 

価格・入手しやすさに関しても及第点。最近は市場供給が安定していて、家電量販店やネット通販などで 4000円程度で購入可能

 

左手デバイスとして見れば比較的安い方だし、既にSwitchを持ってる人なら、手持ちのJoy-Conを使い回すだけで済む。お財布にも優しい。

 

一方、主なデメリットとしては、以下が挙げられる。

Joy-Con のデメリット
  • 設定が面倒で、使いこなすのが大変
  • 専用の充電器が必要
  • スティックが壊れやすい
  • PC環境でしか使えない (iPadとかは無理)

 

致命的な問題としては…設定難易度が高く、慣れるまでが超大変なことが挙げられる。

 

ゲームを遊ぶのが本来の用途なので、左手デバイスとしての利用を想定した製品仕様ではなく、裏技的な方法でセットアップするしかないのだ。使いこなすには鍛錬を要する。

 

だが安心して欲しい。Joy-Con左手デバイス化の設定手順を、別記事にまとめている。自分の苦い経験をもとに、なるべく分かりやすい解説を心がけた。参考にして欲しい。

 

www.wata-ridley.com

 

その他、Joy-Con左手デバイスを使う上で考慮すべきメリット/デメリットについても、別記事にまとめてみた。こちらも参考にして欲しい。

 

www.wata-ridley.com

 

多少のデメリットが目立つが…それらの欠点が気にならないほど、抜群に使い勝手が良い逸品!というのが個人的総評。

 

一度使い始めたら、これ以外のモノが考えられなくなる。PC環境でイラストを描いてる人、既にSwitchを所持している方にオススメだ。

 

 

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8BitDo Zero 2

 

操作性 ★★★★
利便性 ★★★★★
設定しやすさ ★★★★
コスパ ★★★★★
接続方法 Bluetooth接続 (無線)
スタイル 手持ち
参考価格 ¥2000
対応OS ・Windows
・Mac OS
・Android
・iOS

 

左手デバイスとして利用可能なコントローラーは色々あるが…中でも突出したコスパを誇るのが、この「8BitDo Zero 2」だ。こちらもBluetoothでワイヤレス接続するタイプ。

 

ゲームを遊ぶのが本来の用途だが…左手デバイスとしての利用も想定された設計で、簡単にセットアップが可能。性質上、iPad絵描きの間で評判が良い。

 

主なメリットは以下の通り。

8BitDo Zero 2 のメリット
  • コンパクトで持ち運びがラク
  • 安価でコスパが良い
  • 対応OSが幅広く、ワイヤレス接続が簡単

 

「8BitDo Zero 2」は、超コンパクトサイズのコントローラー。軽くて持ち運びやすく、置き場所にも困らない。

 

そして価格。今回 紹介するデバイスの中では最安価で、ネット通販等で 2000円弱で購入可能。故障・不良品の報告も少ないので安心。

 

対応OSが幅広く、様々な機器にスムーズに接続可能な点も評価したい。WindowsやMacだけでなく、iPad等のiOS端末にも対応。Nintendo Switchに繋いでゲームを遊ぶ…なんてことも可能だ。汎用性が高い。

 

主なデメリットとしては、以下が挙げられる。 

8BitDo Zero 2 のデメリット
  • 好みが分かれるサイズ感
  • 必要最小限の性能
  • iPad勢はクリスタ以外では使えない

 

"コンパクトさ" が売りの本製品だが、コレは同時にネックでもある。手が大きめの人には少々扱いづらいサイズなので、購入前によく注意した方が良い。

 

バッテリーの持続時間が約8時間と短く、長時間の作業に不向きなのも、残念なポイントだろうか。

 

割り振れるキー数も少なめで、値段相応・必要最小限の性能!といった感じ。他製品と比べると、やや見劣りするスペックである。

 

その他「8BitDo Zero 2」の詳細なレビュー、左手デバイス化の設定手順などについては、過去記事で紹介している。あわせて参考にして欲しい。

 

www.wata-ridley.com

 

安価で最低限の機能が揃っていて、ゲームも遊べる!という特性を鑑みると…左手デバイス (イラスト用) を初めて購入する人にピッタリな製品だと考える。使い道が多く、腐ることが無い。

 

軽量で持ち運びが可能なので、出先でサクッと作業したいiPad絵描き (クリスタ勢) の方にもオススメ好みで選択しよう。

 

 

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iClever IC-KP08 ワイヤレステンキー

 

操作性 ★★★★
利便性 ★★★★
設定しやすさ ★★★★
コスパ ★★★★★
接続方法 Bluetooth接続 (無線)
スタイル 据え置き
参考価格 ¥2000
対応OS ・Windows
・Mac OS
・Android
・iOS

 

iClever社製の「IC-KP08」も、優秀な左手デバイスとして人気を集めている。Bluetoothで接続するワイヤレステンキーだ。

 

Twitterで話題を呼んだ製品で、iPad絵描きの間で好評を博していた。自分も実際に触ってみたのだが…評判通りの使い勝手で、なかなか良質なデバイスだと感じた。

 

主なメリットは以下の通り。

IC-KP08 テンキー のメリット
  • iPad版クリスタと相性が良い
  • ワイヤレスで多機能
  • 安価でコスパが良い

 

第一のメリットとしては、iPad版「CLIP STUDIO (クリスタ)」との相性の良さが挙げられる。

 

iPad版クリスタで使える左手デバイスの中でも、割り振れるキー数が多くて高機能。スムーズに設定可能で、Bluetooth接続も安定している。ワイヤレス式で、使い心地も快適だ。

 

バッテリーの性能が良く、最大40時間の連続使用に耐えるのも嬉しい。長時間の作業でも安心して使える。

 

価格についても良心的で、ネット通販等を利用すれば 2000円程度で購入できるコスパも良い感じ。

 

一方、デメリットとしては以下が考えられる。

IC-KP08 テンキー のデメリット
  • 机に置く必要がある
  • 一部のボタンが使用不可
  • iPad勢はクリスタ以外では使えない

 

「IC-KP08」は、据え置きタイプの左手デバイスなので…机の上に置いて操作するスタイルとなる。片手持ちタイプと比べて自由度が低いのは、好みが分かれるポイントだろう。

 

また「Enter」「Numlock」など、一部ボタンにキー設定が割り振れない点にも注意。全22個のボタンのうち、実際に使えるのは17個程度。その辺を考慮しながら、セッティングを行う必要がある。

 

その他「IC-KP08」を使う上での注意点、詳細なレビューなど、当ブログの過去記事で紹介している。興味を持った方は参考にして欲しい。

 

www.wata-ridley.com

 

先に紹介した廉価コントローラー「8BitDo Zero 2」も、iPad版クリスタで使用可能なデバイスである。iPad絵描きはこの2択に絞って検討すると良いだろう。

 

個人の見解だが…価格・手軽さを取るなら「8BitDo Zero 2」、機能性・スペックを取るなら「IC-KP08」が良い!と考える。自分のコダワリと照らし合わせて、最適なデバイスを選択して欲しい。

 

 

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CLIP STUDIO TABMATE

 

操作性 ★★★★★
利便性 ★★★★
設定しやすさ ★★★★
コスパ ★★★★★
接続方法 Bluetooth接続 (無線)
スタイル 手持ち
参考価格 ¥7000
(優待価格:¥4500)
対応OS ・Windows
・Mac OS
・Android

 

イラスト用左手デバイスとして、数多のネット記事で高確率で取り上げられる定番商品が、この「TABMATE (タブメイト)である。見覚えがある人も多いだろう。

 

業界大手の株式会社セルシスが、自社のイラストソフト「CLIP STUDIO (クリスタ)」向けに独自開発した専用デバイスだ。Bluetooth接続型のワイヤレス機器で、左手デバイスと言えばコレ!という人は多い。

 

本製品のメリットとしては、以下が挙げられる。

TABMATE のメリット
  • ワイヤレスで多機能
  • クリスタとの相性が良い (設定が簡単、安く買える)

 

まず目を見張るのが、利便性の高さ。全15種類のボタン&ホイールに、豊富なキー設定を登録可能。片手で操作可能な無線デバイスなので、ラクな姿勢で作業を進められるのも嬉しい。

 

「CLIP STUDIO」との相性が良く、様々な恩恵が得られる点も見逃せない。

 

「TABMATE」の通常価格は 7000円 (2021年 現在) と結構お高い。 だが…クリスタの製品ライセンスを所持していれば、優待価格の4500円で購入できるこの差額はデカイ。

 

設定作業が簡単なのも高評価ポイント。

 

左手デバイスは往々にして、設定作業のハードルが高いのだが…クリスタで「TABMATE」を使う場合は心配無用。画面のUIが分かりやすく、直感的なセットアップが可能だ。

 

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「TABMATE」設定画面

 

 

ユーザーの任意でキー設定を柔軟に変更できるし、デフォルト設定をそのまま使うなら、接続後すぐにデバイスを利用できる公式FAQサイトが用意されている等、サポートも充実しているのも安心。

 

一方、デメリットは以下の通り。

TABMATE のデメリット
  • 電池交換式
  • クリスタ利用者以外には恩恵が無い
  • 耐久性が低い
  • iPad版クリスタでは使えない (Androidは可)

 

個人的に気になるポイントが、電池交換式のデバイスだということ。使用に際しては、単3電池 ×1 が必要になる。電力消費も割と激しい。

 

毎回 電池を買うのは経済的ではないので…本製品を使う場合は「エネループ」等の充電池を利用すると良いだろう。

 

※ただし、コミケ93で先行販売された初期生産品は、充電池が使えないので要注意。2000円で売られていたヤツである。メルカリ等で中古品を買う場合は気をつけよう

 

また、設定作業が簡単で便利!と先に説明したが…これはクリスタ利用者に限った話。「SAI2」等、他のペイントソフト利用者は、大した恩恵が得られない

 

クリスタ以外のソフトで利用する場合…「JoyToKey」等を使って、キー設定をマッピングする必要が出てくる。設定難易度が跳ね上がる上に、購入価格も7000円と割高だ。こうなると、他のデバイスを使った方が早い気もする。

 

「TABMATE」の製品仕様、設定方法などについては、以下の公式ドキュメントを参照されたし。自分もいずれ、詳細をまとめたレビュー記事を書き綴る予定である。

 

 

デメリットの説明が多くなってしまったが…良質な左手デバイスであることは間違いない。PC環境で「CLIP STUDIO」を愛用している絵描きは、選択肢の1つとして検討すべきデバイスじゃないか?と考える。

 

値下げして iPad版クリスタにも対応すれば、かなり化けそうな気もする。現在も改良が進められているので、今後の進化に期待したい。

 

 

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Kooletron プログラマブルキーボード

 

操作性 ★★★★
利便性 ★★★★★
設定しやすさ ★★★★★
コスパ ★★★★
接続方法 USB接続 (有線)
スタイル 据え置き
参考価格 ¥6000~7000
対応OS ・Windows
・Mac OS
・iOS (要コネクタ)

 

ここまで読んだ方はお分かりいただけるかと思うが…多くの左手デバイスは、対応OS・ソフトに大きなバラつきがある

 

PC環境で使えるけど iPadでは使えない!クリスタでは機能するが、他のペイントソフトでは使用不可!といった話はザラ。作業環境に対応したデバイスを検討しなければならないので、意外と骨が折れる。というか面倒くさい。

 

そこで候補に上がってくるのが、Koolertron社製の「プログラマブルキーボード」である。好きなキーを任意で割り振れる、カスタマイズ性の高いキーボードだ。左手デバイスとしても利用できる。

 

主なメリットとしては、以下が挙げられる。

Koolertron キーボード のメリット
  • 設定自由度・汎用性が高い
  • 割り振れるキー数が多い

 

特筆すべきは、対応ソフトの幅広さ・汎用性の高さ。好きなボタンに自由にキー設定を割り当てられるので、理論上、ほぼ全てのイラストソフトで使用可能な左手デバイスとなっている。

 

例えば「Procreate」というイラストソフトがあるが…ショートカット設定が完全に固定されていて、変更不可。ソフト側の制約が大きく、先に紹介した「8BitDo Zero 2」「IC-KP08」はロクに使えない。

 

だが「Koolertron キーボード」の場合は、ハード側でキー設定を行うため、ソフトの制約を度外視したチューニングが可能。設定を柔軟に切り替えることで、どんな環境でも使えるのが強みなのだ。

 

割り当てられるキー数もメッチャ多い。ボタン総数が23個もあり、コレだけでも充分なのだが…修飾キーも登録可能なので、Ctrl + Z などの同時押しパターンも実装できる。効率化が捗ること間違いなし。

 

デメリットとしては、以下が考えられる。

Koolertron キーボード のメリット
  • 設定作業が面倒 (PCが必須)
  • 有線式でやや扱いづらい
  • iPad勢はコネクタ (別売り) が必要

 

最大の問題としては、カスタマイズ性が高いがゆえに、設定作業が大変な点が挙げられる。

 

専用ソフトをDL後、PC環境でセッティングするのだが…日本語表記が無く、マニュアルの説明も分かりにくいので、初心者にはハードルが高い。

 

有線式のデバイスなのも、人によってはデメリットだろうか。自由な姿勢で作業を進めるワケにはいかず、少々 使い勝手が悪い。

 

特にiPad絵描きにとって、有線式なのは致命的。iPad には USBポートが無いため、どうやっても物理的に繋げられないのだ。

 

このため、iPadユーザーが本製品を使う場合は、コネクタを別購入する必要がある大体1000円くらいで買えるので、どうしても…という人は検討すべし。

 

あと、注意すべきはキーボードの軸。ソフトタッチで押せる「赤軸」と、硬くて反発力の強い「青軸」の2種類が用意されているので、好きなタイプを選択しよう。

 

総評としては、設定自由度が高く、汎用性に優れた玄人向け左手デバイス!といったところ。汎用性・安定感を追求するなら "買い" である。値段が安い下位互換製品 (ボタン9個) もあるので、そちらを使うのもアリだろう。

 

 

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最後に

以上、比較的 安価でコスパが良い、私的オススメの左手デバイス紹介記事でした。

 

個人的には最初に紹介した「Joy-Con」が使いやすくて好きなので、積極的に布教したいところ。しかし…人によって好み・コダワリは異なるので、一概にコレが良い!とは言えないだろう。色々と検討を進めて、自分だけの最適解を探っていただきたい

 

かくいう自分も、他に便利で使いやすい左手デバイスが無いか、今後も追及を続ける所存である。イイ感じの製品に巡り合えた際には、当ブログで共有したい。