古今東西。様々なメトロイドグッズを淡々と紹介する【メトグッズ紹介】コーナー。
前回の記事では「Jakks Pasific Samus Aran 4" Figure」を紹介。サムスさんの低年齢層向けアクションフィギュア。可動域が広くてしっかり遊べる良質な玩具だった。
今回紹介するのは…任天堂ゲームソフトを題材としたカプセルトイ。
ミニサイズの消しゴム&キーホルダーである。メトロイド要素が若干あるので、そちらを中心に取り上げていきたい。
任天堂ミニゲームソフトシリーズ
スーパーファミコン カートリッジ消しゴム
まず最初に紹介するのがコレ。SFCソフトを模したミニ文房具「スーパーファミコン カートリッジ消しゴム」である。
SFCを題材としたカプセルトイで、株式会社 共同が製造・販売。任天堂からライセンス取得した公式グッズである*1。当時の価格は100円。安い!
消しゴムは全8種類。ラインナップは以下。名だたる任天堂の有名ソフトが揃っており、我らが名作『スーパーメトロイド』も抜擢されていたのだ。
- ゼルダの伝説 神々のトライフォース
- スターフォックス
- F-ZERO
- スーパーメトロイド
- スーパーマリオコレクション
- スーパーマリオワールド
- スーパーマリオカート
- スーパーマリオ ヨッシーアイランド
『スパメト』消しゴムの実物がこちら。外箱 + 消しゴムで1セット。この状態でカプセルに詰められ、日本全国のガチャガチャで売られてたらしい。
小さいながらも細部まで作り込まれ、外箱の縦横比・印刷内容など本物とほぼ同じ。
絵や文字が縮小されて読みづらい、バーコードが省略されている…といった微妙な差分を除けば、完璧に相似拡大したビジュアルとなっている。
箱を開けて、中に入っているSFCカートリッジ消しゴムを取り出す。
消しゴムは、小さなビニール袋で簡易包装されている。本物は説明書・梱包用ブリスター等も入ってるが、流石にそこまでは再現されてない。
SFCカートリッジ風のミニ消しゴム。大きさは [約2.5cm × 3.5cm]と非常にミニマム。大体500円玉と同じくらいのサイズ。
ラベルはシールで再現。実物ソフトとほぼ同じものが貼られている。自分が所持してる物は、ラベルが経年劣化で超シワクチャになってるが…
本物のSFCソフト『スーパーメトロイド』外箱との大きさ比較。こうして見るとサイズが違うだけで、再現度が高くよく似ている。まるで親子のよう。
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ニンテンドーDSカード型消しゴム
次に紹介するのは「ニンテンドーDSカード型消しゴム」だ。
こちらも株式会社共同が製造・販売。ニンテンドーDSのカード型ソフトを模したミニサイズ消しゴムである。
2000年代後半、共同はカプセルトイシリーズ「ニンテンドーDSコレクション」を展開。カード型消しゴムは、そのラインナップの1つだった。価格は1個100円。安い!
当時はWii&DS最盛期。このカプセルトイも結構人気だったらしく、自分が調べた限りシリーズ第5弾まで発売されている。ポケモン限定バージョン等もあったらしい。
自分が所持してるのは『メトロイドプライム ハンターズ』版。シリーズ第何弾のラインナップかは不明。情報求ム。
先に紹介した「SFCカートリッジ消しゴム」と同様、パッケージ+消しゴムで1セット。
パッケージはPVC製。小さいながらも丁寧に作られていて、実際のDSパッケージを可能な限り踏襲。『ハンターズ』の印象的なパケ絵も正確に再現されている。格好良い。
パッケージは開閉可能。中にDSカード型消しゴムが入ってる…のだが、自分が所持してる『ハンターズ』は肝心の消しゴムが欠品。
どこを探しても完品が売られておらず、パッケージしか入手できなかったのだ。無念…
こちらのブログ記事等によると、DSカード型消しゴムは大体100円玉くらいの大きさ。消しゴムの色はピンク等 (実物と全然違う) で、ラベルシールは実物に寄せた物が貼られていた…らしい。
『ハンターズ』DSパッケージ実物との大きさ比較。こうして見比べるとかなり再現度が高いことが分かる。
なお、自分は未所持だが『メトロイドプライム ピンボール』の消しゴムも存在する。オークファン等のデータを見る限り、シリーズ第4弾ラインナップに含まれていたらしい。いずれ入手したいところ。
その前に『ハンターズ』消しゴムを入手しないとなぁ…コンプまでの道のりは長い…
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NINTENDO DS Lite マスコット
最後に紹介するのはコレ。ミニサイズのキーホルダー「Nintendo DS Lite マスコット」である。
2000年代後半にユージン (現: タカラトミーアーツ) が製造販売していたカプセルトイ。見ての通り、小型のDS Lite本体&ゲームソフトがセットでキーホルダーになっている。
こちらもDS最盛期に売られていて、その当時かなりの人気商品だった様子。当時の価格は200円。安い!
自分が所持してるのはこちら。DS Lite本体 (アイスブルー) と『メトロイドプライム ピンボール』のセット。
DS Lite本体&ゲームソフトは、両方ともプラスチック製。この2つが蟹鐶ストラップで繋ぎ留められてキーホルダーになっている。
DS Liteは実物と同じく開閉可能。蓋を開いた内側もしっかり造形されていて、ゲーム画面を再現したシールが貼られている。
ちゃんと『ピンボール』のゲーム画面になってるのが素晴らしい。フェイゾンマインズのテーブルを遊んでるイメージだろうか。結構難しいのよねあそこ。
オメガパイレーツの取り巻きがミサイル撃ってくるのが鬱陶しいのよね…
DSソフトパッケージの大きさは100円玉くらい。上の画像だと接写し過ぎてて分かりにくいが、かなり再現度は高い。実物に寄せた精巧な作りになっている。
勿論、パッケージも開閉可能。中にはDSソフトを再現したシールが貼られている。シールなので取り外しは出来ない。
先に紹介したDSカード型消しゴムとは異なり、説明書を挟むバインダーや、GBAソフトをセットできる爪なんかも再現されている。ここまでやるか。
付属のミニブック。『ハンターズ』が含まれていたのはシリーズ第4弾 (全6種)*2。発売時期は2006年7月頃。『ハンターズ』発売は2006年6月なので、当時の最新ゲームだった訳ですね。
他にも『Newスーパーマリオブラザーズ』『えいご漬け』『伝説のスタフィー4』等のソフトが選抜されていたらしい。『Newマリ』以外は渋いチョイスだな~と思う。
最後に『メトロイドプライム ピンボール』パッケージ実物との比較写真。こちらも本物と比べるとだいぶ小さい。豆粒かな?
20cm程度のそこそこ大きいフィギュアに持たせると、良い感じの小道具になるのでオススメです。
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総評
【オススメ度:★★☆☆☆ 2.0】
以上、メトグッズ紹介記事 第4回「任天堂ミニゲームソフトシリーズ」でした。
今回は類似テーマ…任天堂のゲームソフトを題材としたカプセルトイについて紹介。
正直言うと…消しゴム・キーホルダーとしての実用性は低め。メトロイドならではの要素も特に無し。使い道は…フィギュアに持たせて小道具として使うくらい?
ただ、いくつか集めて並べると楽しいグッズだとは思う。任天堂ファンなら持ってて損は無い。気になる人は探してみよう。たまにオークション等で見かける。
ちなみに…他にも任天堂ミニ消しゴムシリーズは存在。GBAソフトの消しゴムなんかも存在するらしい。
メトロイド関連ソフトも立体化されていて、自分が調査したところ『フュージョン』『ファミコンミニ版メトロイド』の2種類を確認している。
実際のGBAソフトと色が違うなど、微妙に再現度が低いのが気になるものの…面白いグッズではある。余裕があれば入手したいですね。
What's the Next?
*1:まんだらけ特集記事によると、消しゴム以外にもレア枠として「スーパーファミコンウォッチ」「コントローラウォッチ」が用意されていたらしい。SFCを模した小型のデジタル時計。
*2:タカラトミーアーツ公式サイトでは「COLLECTION 3」製品ラインナップと書かれているが、誤記と思われる。