わたブログ WataRidley's Blog

コミュ障の鳥類が贈る雑記ブログ。

【メトグッズ紹介】Kelloggs Nintendo Collector Cards【006】

スポンサーリンク

 

古今東西。様々なメトロイドグッズを淡々と紹介する【メトグッズ紹介】コーナー。

 

※最近忙しくて全然更新できてませんでした…すみません…今後ちょっとずつ投稿予定デス🙇‍♂️

 

前回の記事では「figma E.M.M.I.」を紹介。原作のビジュアルを徹底再現。非常に満足度の高い可動フィギュアだった。

 

www.wata-ridley.com

 

今回はチョット変わり種。「Kelloggs Nintendo Collector Cards」である。

 

海外シリアル食品のオマケ任天堂カード。その中にメトロイド関連カードもあったのだ。詳細情報含めて解説したい。

 

Kelloggs Nintendo Collector Cards

製品概要

Kelloggs コーンフロスティ🥣

 

朝食べるシリアル食品の定番。日本でも知らない人は居ないだろう。自分も子供の頃大好きだった。

 


ケロッグ コーンフロスティ350g

 

海外のシリアル食品には、無料のオマケ玩具が付属する事が多い。購買層のメインターゲットが子供だからだ。

 

そのオマケ玩具として…任天堂のゲームカードが付いてきた時代があったという。

 

1993年。任天堂とKellogsのコラボが実現。イギリス市場で販売されたコーンフロスティに任天堂トレーディングカードが同梱されていた。

 

当時発売されていた携帯ハード「ゲームボーイ」の宣伝を兼ねたコラボ企画

 

カードにはマリオを始めとして様々なゲームキャラが描かれており、各キャラが登場するGBソフト解説も添えられていた。

 

『スーパーマリオランド』『6つの金貨』『メトロイドⅡ』『Dr.マリオ』『ドラキュラ伝説』『F1レース』etc…

 

通常のCollectors Cards (24種類) と、特別枠のWinning Cards (12種類)合計36種類のカードが存在するらしい。

 

www.youtube.com

 

確認したところ…メトロイド関連カードは全4種類あった。当時発売されてたGBソフト『メトロイドⅡ  RETURN OF SAMUS』がピックアップされてる。

 

幸い、自分の手元に全部揃っている。各カード詳細を写真と共に見ていこう。

 

スポンサーリンク
 

 

メトロイド関連カード (全4種類)

Card No. 5 of 24

カード表面

 

まず1枚目がこちら。全24種のCollectors Cardに含まれるNo.5のカード

 

カード表面には『METROID II』の文字と、公式アートワークを参考にしたと思われるサムスさんのイラストが描かれている。

 

しかし…顔が絶妙に似てないのが気になる。

 

口元のシャッターっぽい部位が妙にデカい。烏天狗みたいになってる。よく見ると頭の形状も若干キモイ。他は割と再現度高いのに何故…

 

何というか…全体的に画像生成AIで作った絵みたいすね。緑の平原をダッシュするサムス。それと爆発。シチュエーションが謎過ぎる。

 

カード裏面

 

カード裏面。『Ⅱ』のゲーム内容が英文で解説されている。

 

惑星の地下に広がる迷宮を探索しながら、自ら新しい道を切り開くサムスの任務。彼女のミッション達成が、銀河に平和をもたらすのだ!(雑意訳)

 

そしてデカデカと描かれた「トニー・ザ・タイガー」の顔。Kelloggs社の顔だからね。

 

フキダシには『メトロイドⅡ』に関するこんなクイズが掲載されている。

 

Q. What is the name of Metroid's Leader?

(メトロイドのリーダーの名前は?)

 

答えは「The Queen Metroid (クイーンメトロイド)だそう。カード下部に答えが上下逆さまに書かれている。

 

クイーンメトロイド。言わずと知れた『Ⅱ』のラスボスである。SR388の生態系の頂点に君臨する女王個体。まぁ納得の答えだろう。

 

Card No. 6 of 24

カード表面

 

カードNo.6。こちらも『メトロイドⅡ』を題材としている。

 

このサムスさんも、公式絵と絶妙に似ていない。主に顔周り。わざと似せてないのだろうか。一応、公式プロダクトのハズなんだけど。

 

そして…相変わらずシチュエーションが謎

 

巨大な岩石のような物体にビームを撃ち込んでる。ボウルダーかな。メトロイドを討伐する『Ⅱ』要素は皆無というね。

 

カード裏面

 

カード裏面。こちらも『メトロイドⅡ』のゲーム解説が記載されてる。内容はNo.5とちょっと違う。

 

そして…トニー・ザ・タイガーによる迫真のクイズ。今回はこんな内容。

 

Q. Is Samus Aran male or Female?

(サムスは男性?それとも女性?)

 

答えは言わずもがな。「Female (女性)である。割と容赦なくネタバレぶっ込んできますね。

 

今でこそサムスさんの性別は『スマブラ』等の影響で周知の事実となってるが…少なくとも『Ⅱ』発売当時は、ゲームを最後まで遊んだ人にしか分からない "ご褒美要素" だったハズ。

 

それをこんな簡単に公開して良かったのだろうか。ちゃんとゲームの宣伝になってたのかな。心配になる。

 

まぁ任天堂の監修入ってるハズだし大丈夫か…

 

スポンサーリンク
 

 

Card No. 23 of 24

カード表面

 

No.23。先に紹介したカード2枚とはコンセプトが違う。

 

タイトルにはTony in Nintendo Landと書かれてる。

 

そう。トニー・ザ・タイガーが『メトロイドⅡ』の世界をサムスと一緒に冒険!というシチュらしい。まさに奇跡のコラボ。

 

いやしかし…『メトロイドⅡ』の世界観はかなり厳しいぞ?

 

舞台は惑星SR388。メトロイドとXが巣食う恐怖の星である。戦闘能力の低い我々一般人の生還は至極困難だろう。勝てる気がしない。

 

カード裏面

 

カード裏面。今回の謎コラボについて解説されている。

 

トニーは恐れを知らない虎。『メトロイドⅡ』の世界観にも臆する事は無い。気をつけろ!背後にメトロイドが迫ってる!…って感じの文章。多分。

 

そして定番のクイズ。今回はこんな内容。

 

Q. What is the scarf arround my neck called?

(ボクが首に巻いてるスカーフは何と呼ばれてる?)

 

急にメトロイド関係無いクイズになりましたね。

 

トニーが首に巻いてるスカーフに関する出題。全然分からん。

 

答えは「A 'banana'」とある。軽く調べてみたが…トニーのスカーフは特に名前がある訳では無さそう。何の話なのか皆目見当がつかない。当時バナナ味が出てたのか…?

 

(詳細分かる人…誰か教えて欲しい…)

 

Great Nintendo Winning Card

カード表面

 

最後はこちら。Great Nintendo Winning Cardである。

 

何枚かカードが入ってる袋の中に、ランダムで1枚封入されていたらしい。全12種類。

 

『メトロイドⅡ』パッケージを彷彿とさせるイラストが描かれている。心無しか…他のカードと比べて作画に気合が入ってる。気がする。

 

カード裏面

 

カード裏面。Winning Cardにはゲーム解説&クイズは無い。

 

代わりにスクラッチカードとなっている。

 

いくつか絵柄があり、当たりが出たら豪華賞品と交換して貰える!という企画だったらしい*1

 

景品は以下の通り。ゲームボーイ当たるのは普通に嬉しいですね。

  • 1等:ゲームボーイ本体
  • 2等:オリジナル任天堂Tシャツ
  • 3等:オリジナル任天堂ピンバッチ
  • 4等:オリジナル任天堂ポスター

 

自分が所持してるカードは中古品で既にスクラッチ済み。当時の子供が削ったのだろう。結果はハズレ❌だった様子。残念。

 

スポンサーリンク
 

 

最後に

 

【オススメ度:★★☆☆☆ 2.0】

 

以上、海外TDC「Kelloggs Nintendo Collector Cards」の紹介でした。

 

任天堂の歴史を知る上で興味深いアイテムだが…そこまで貴重な物ではない。余程の任天堂ファンでない限り、わざわざ集める必要は無いだろう。

 

Ebay等の海外ショッピングサイトを眺めてるとたまに安く売られてる。気になる人はチェックしてみよう!

 

*1:ちなみにWinning Card景品にメトロイド要素はほぼ無い。調べたところ…4等のポスターにサムスさんのイラストが載ってる程度だった。