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コミュ障の鳥類が贈る雑記ブログ。

【TIPS】ニューヨーク観光の備忘録【2025年版】

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2025年10月上旬、プライベートで海外旅行に行って来ました

 

久しぶりの海外。旅先はアメリカ。生まれて初めてのニューヨーク。

 

現地の友達に色々教えて貰ったり、事前にネットで下調べした甲斐もあって、存分に楽しむ事ができた。今思い返しても良い旅行だったと思う。

 

今回の記事では、ニューヨーク観光お役立ちTIPSを書き綴っておく。これから旅行に行こうと考えてる人の参考になれば嬉しい。

 

※記事内容は2025年10月時点のものです。

 

ニューヨーク観光TIPS

予備知識

英語スキル

最近はスマホの翻訳アプリがあるので、英語は最悪できなくても大丈夫な気がする。

 

自分も英語はあまり得意じゃない。中学・高校英語ならできるかな〜という程度。TOEIC 600点台。それでも何とかなったので大丈夫!

 

スケジュール・予算

(あんまり参考にならないかもだが、一応掲載)

 

今回、自分の旅行は6泊8日。3日はほぼ移動日。滞在期間の4日分をニューヨーク観光に充てていた*1。宿泊施設は利用せず、現地の友達の家に泊まらせてもらってた。

 

飛行機代が20万円弱。旅行中の費用が15万くらい。総額35万円くらい掛かった。円安の影響が痛すぎる*2。ホテル泊だったら +10万円くらい掛かってそう。

 

飛行機は、とにかく早めに予約した方が良い。

 

自分が旅行した10月中旬はオフシーズンらしく、比較的安かった。ネットで予約する場合、キャンセル・日時変更が柔軟にできず、キャンセル料を取られる可能性が高いので十分に注意して欲しい(1敗)

 

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海外SIM

自分のスマホはeSim対応だったので、今回Airalo (エラロ)を使った。

 

「アメリカ・5GB」プランを使用。入国後すぐセットアップして利用できた。データ容量に余裕があったおかげで、約1週間のアメリカ滞在でも快適にスマホを使えた。

 

1つ注意があるとすれば…都市部でGoogleMapを使うと精度が悪くなる事だろうか。電波が飛び交う市街地ゆえ、どのeSIMを使っても起こり得ると思われる。

 

なので基本、地図アプリの現在地情報はアテにならんと思った方が良い。

 

幸いニューヨークは街の造りが分かりやすいので、交差点の標識とかで何丁目かを、今どこに居るかを定期的に確認すると良い。

 

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交通機関

ニューヨークは交通機関が優秀。

 

車が無くとも、徒歩と交通機関でマジで何とかなる。基本的にはGoogle Mapに示されたルートで頑張れば良い。

 

ただ、Google Mapが教えてくれない情報や、思わぬ落とし穴もある。自分が気付いた注意点を補足しておく。

 

地下鉄/バス

地下鉄/バス。この2つだけで移動はほぼ完結する

 

特に地下鉄は24時間体制で運営されてて、深夜帯・早朝にも使えるので便利。

 

地下鉄/バスともに電子決済に対応。スマホ/タッチ式クレカで乗車できる。わざわざ切符を買う必要は無い。価格は一律約3ドル。一定回数を超えると乗り放題価格に切り替わるらしい(未確認)((もう1つ「メトロカード」と言うチャージ式のICカードで乗る方法もあるが、こちらは2025年末に廃止予定。今後は使えなくなる。))

 

地下鉄に乗る時は、電車の行先に注意する。マンハッタン北方面が「Uptown」で、南方面が「Downtown/Brooklyn」と書かれてる場合が多い。路線図をよく見て判断しよう。

 

www.newyork.jp

 

バスは「押しボタン式」「ワイヤー紐を引っ張る式」2種類のタイプが存在する。Google Mapで現在地を都度確認すれば、降りる場所を間違えることはない。

 

基本、どっちも定刻通りには来ない

 

そして運転が荒い

 

特に地下鉄。ドアの開閉スピードが殺人的乗ろうかどうか迷ってる猶予など無い。見た瞬間に即飛び乗る必要がある。ドア閉じる前に足を挟んでこじ開ける。そんな強者もよく見かけた。これが自己責任の国か。

 

日本が何もかも親切過ぎるだけで、これが世界のスタンダード。それは重々承知なのだが…日本に慣れ切って動きのトロい自分には本当厳しく感じましたね。一応、海外に住んでた事もあるのだが…

 

NJ Transit

ニューヨーク市街とフィラデルフィアを結ぶ、新幹線のような高速鉄道。ニューアーク国際空港も経路に含まれる

 

www.newyork.jp

 

今回、自分はニューアーク国際空港を何度も利用したので重宝した。

 

ペンステーション駅から空港まで1時間弱。10分に1本くらいの高頻度で定期運行してて、時間の遅れも少ない。早朝/深夜にも運航してて、安定して空港に向かえる。

 

デメリットは乗り方が難しい事。かなり初見殺し。

 

 

まず、鉄道の乗り場。ペンステーション駅構内の電光掲示板で、何番ホームから出発するかを把握する。乗り場の数が多く、階段で降りた先とかにあるので、時間に余裕を持たせて行動すると良い。

 

 

チケットは、専用アプリで購入する。専用アプリをスマホに入れて、出発地/行先を選択。クレカ決済で料金を支払う。

 

座席は、全車両 自由席らしい。好きな場所に座れば問題無い。出発直後くらいに車掌さんが車内を見回りに来るので、その時にアプリ購入したチケットを提示すればOK。

 

NYC Ferry

 

マンハッタン島と、それを囲う周辺の陸地とを繋ぐ公共フェリー。

 

www.newyork.jp

 

運賃は約4.5ドル。各地に点在するフェリー乗り場から乗船可能。地下鉄と同じ感覚で利用できる。現地の人も通勤/通学で使ってたりするらしい。

 

何故かGoogleMapでは全然表示されないのだが、行先によっては超便利。ブルックリンに向かう時とか、活用できる機会は多い。

 

 

このフェリーも、チケットをアプリで購入・乗船時にQRコードを提示する方式。とにかく電子化が進んでいるのである。船乗り場は大体、電波が届きにくい場所にあるので、乗船時にすぐQRコード提示できるよう、陸地にいる間に準備しよう(1敗)

 

船内は広々としてて快適。窓から海/河川に浮かぶニューヨーク市街の絶景も眺められるので、観光クルーズ的な楽しみ方もできる。船好きにオススメです。

 

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City Pass

 

有名な観光地をお得に巡れる「CityPass」

 

ニューヨーク観光の必須アイテムと言えるだろう。

 

ja.citypass.com

 

最大5つまでの著名な観光地・ツアープラン (固定2種 + 任意3種) を選択可能

 

個別にチケット購入するよりも安価で観光地を巡れる。総額でだいたい半額になるらしい。使わにゃ損ですね。

 

自分は今回、以下のプランで申請した。ご参考までに。

  • 固定
    • エンパイア・ステート・ビルディング展望台
    • アメリカ自然史博物館
  • 任意
    • トップ・オブ・ザ・ロック展望台
    • 自由の女神像・エリス島 フェリー移動
    • サークルライン観光クルーズ

 

利用方法も簡単。アプリ「CityPASS」をインストール・チケットを購入して、自分の行きたい観光地・ツアープランの予約をすればOK。日本語対応してるので困る事は無い。

 

予約後、指定日時に現地に向かい、係員にスマホ画面のQRコードを提示すれば入場できる。基本、紙のチケットとの引換作業などは無い。

 

ただ…例外もあって、アメリカ自然史博物館は窓口でのチケット引き換えが別途必要となってる。この辺の詳細は後述する。

 

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オススメ観光地

個人的に行って良かったなぁと思ったニューヨーク観光地ガイドブックに載ってないマニアックな物も含まれる。

 

アメリカ自然史博物館

City Passで行ける観光地の1つ。アメリカ最大級の超デカい博物館。映画『ナイトミュージアム』や、小説原作ゲーム『パラサイトイヴ』等の舞台にもなってる。

 

見所は…やはり4階にある恐竜・古生物展示

 

ティラノサウルス。トリケラトプス。プテラノドン…etc

 

子供の頃、図鑑で見た恐竜・古生物たちの全身骨格が「これでもか!」という程、大量に展示されている。

 

 

今にも動き出しそうな、躍動感あふれる骨格展示。恐竜好きにはマジたまらない。

 

幼少期に図鑑を読み漁ってた時の記憶が鮮明によみがえった。そういえば自分、恐竜とか古生物とか大好きだったわ。展示を見て思い出した恐竜の名前が沢山ありましたね。ランベオサウルスとか。

 

 

ニューヨーク在住の子供達は、休みの日とか社会科見学でこんな最高の博物館に行けるんだな…と思うと本当羨ましかったです。すげぇよ。この博物館。

 

個人的に良かったのは…「エントランスにいる子供を守るバロサウルス」「ディアトリマ」「始祖鳥」「テリジノサウルスの巨大な腕」「ダンクルオステウス頭骨」「デカ過ぎて部屋の外にはみ出てるてぃたのサウルス」「マンモス全身骨格」「ディメトロドン/エダフォサウルス」…etc。

 

 

とにかく博物館が広すぎて、1日では絶対全部見て回れない

 

恐竜だけでなく、現代の生物模型とか、世界の地域別文化展示とかもあるからだ。上野の国立博物館の数十倍の規模がある

 

 

幸い、順路は特に決まってない。公式HPで館内マップをDL可能なので、それを見ながらどこから攻めるか戦略を立てておこう。4階からドンドン下に降りるのが正道か。

 

あと、自分が訪れた時は開館前から行列ができててメッチャ並んだ。時間に余裕を持って観光した方が良い。

 

 

City Passで入場する場合「チケット購入済み」の列ではなく「チケット未購入」列に並ぶ必要がある点も注意。

 

常設展示とは別で、数種類ある特別展示から1つを選んで行けるシステムがあるからだ。自分はコレを知らず、もう1時間程並ぶハメになった。同じ轍を踏まないよう。

 

Nintendo New York

 

今年で開店20周年。任天堂直営グッズショップ第1号店。ニューヨーク中心部の繁華街「ロックフェラーセンター」に店を構えている。

 

任天堂が好きな人やゲームオタクなら、絶対行くべき場所だろう。日本のショップでは売ってない海外限定グッズが大量に売られている。

 

Youtubeに特集動画も上げたので、見て欲しい。

 

www.wata-ridley.com

 

店内2階の展示スペースでは、任天堂に関連した博物館のような簡易展示もやってたりする。展示は不定期で変更されてて、ショーケース1つ分だが結構楽しめるのでオススメ。

 

ニューヨーク公共図書館

 

現地在住の友達にオススメされた場所。マンハッタン5番街42丁目の公園「ブライアント・パーク」内に建っている。

 

ja.wikipedia.org

 

その名の通り、地元の図書館である。特に有名な観光地!という訳では無く、ガイドブックにも載ってない*3

 

だが、メチャクチャ面白い場所だった。

 

 

まず、建物が荘厳な雰囲気でとても良い。創設されたのは1895年。古めかしく地に足ついた巨大な建築物で、建物の外観・内装ともに圧巻。廊下の造りとか超オシャレ。

 

館内には博物館のような展示も。どの展示も無料で見られる

 

 

エントランスでは、テロ対策の簡易手荷物チェックがある。1Fにある常設展示と、別の階にある期間限定の特別展示とがある。今回、自分は常設展示だけ見てきた。

 

 

常設展示は、ニューヨークの歴史に関する雑多な物品がジャンル別に展示されていた。都市開発に関する物だったり、人種に関する物だったり、市井の人々の物品だったり。

 

数ある展示の中で特に人気だったのは…本物の「プーさん」である。

 

 

小説『Winnie-the-Pooh (くまのプーさん)』の筆者・A.A.ミルン。彼は、自分の子供・クリストファーが愛好していた熊のぬいぐるみから、物語の着想を得たという。

 

そのぬいぐるみ達の実物が、この図書館で展示されているのだ。

 

 

プーさんだけでなく、ピグレット・ティガー・カンガ・イーヨーの姿も。イーヨーは、尻尾の付け根がアニメ版で見たのと同じように釘留めされている。

 

どのぬいぐるみも全体的に色がくすんで薄汚れていて、長い年月の経過を感じさせる。展示の付近にはスピーカーがあり、小説の朗読 (英語) も流れてて面白かった。

 

 

図書館のある公園「ブライアント・パーク」も良い感じの雰囲気。冬にはバザー的なイベントを開催するらしく、自分が訪れた時にはその準備工事が進められてた。カフェが併設されてたりして、とにかく雰囲気が良い。

 

 

…そんな感じで、ニューヨークの文化的活動を支えつつ、市民の憩いの場として機能してる良い場所だった。アクセスも良好。気になる人は是非。

 

閉館してる曜日・時期もあるので気を付けよう。

 

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最後に

 

以上、自分の実体験に基づいたニューヨーク観光TIPS記事でした。

 

ニューヨーク。有名な場所で自分もいつか行ってみたいなぁ~と思ってたので、今回旅行できて本当に良かったです。楽しかったなぁ。

 

お土産も色々買った(散財)

 

2025年10月上旬。自分が旅行する直前、アメリカの連邦政府が閉鎖していて、公園・博物館などの公共施設も続々と営業停止。

 

ニューヨーク観光に悪影響が出るんじゃないか?と不安で仕方なかったが…事なきを得た。自由の女神も全然観られたので、本当に良かったです。

 

www.dailysunny.com

 

自由の国、アメリカ。英語の勉強して、また行きたいな~と思いました。次回は円ドル相場が落ち着いた頃合いを狙って行きたいですね。

 

*1:実は今回ニューヨークだけでなく、個人的興味でテキサス州・オースティンにも出掛けてた。日帰り。

*2:オースティン旅行の交通費等も計上してる。お土産代とか引けばもう少し安くなったと思う。

*3:ニューヨークを舞台にした映画の撮影ロケでたまに使われるらしい。知る人ぞ知る。